展覧会「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」国立西洋美術館で開催

20世紀建築の巨匠とよばれるル・コルビュジエの活動、作品にスポットをあてた展覧会、「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」が、2019年2月19日より、開館60周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館にて開催される。本展では、オザンファンとの密接な協力関係によるピュリスム絵画の展開をたどり、ル・コルビュジエの造形思考の原点を振り返る。

シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエ)《開いた本、パイプ、グラス、マッチ箱のある静物》
1918年頃 鉛筆・グアッシュ、紙 37.5×53.5cm パリ、ル・コルビュジエ財団

コルビジュエが残してきた貴重な絵画や出版物、建築資料の数々だけでなく、
フェルナン・レジェやパブロ・ピカソなど、コルビュジエが影響を受けた美術家たちの美術作品約100点も展示される。近代美術の巨匠たちの絵画・彫刻と、ル・コルビュジエの建築空間との融合は、ここ国立西洋美術館本館でしか見ることができないものである。コルビジュエがどのように「精神」を捉え、合理性と利便性を備えた革新的な建築物を生み出してきたのか。彼が感じていた「空間」の世界を思う存分に堪能できるであろう。


フェルナン・レジェ《サイフォン》1924年 油彩、カンヴァス 64.8×45.7cm 
バッファロー、オルブライト=ノックス美術館 


「アメデ・オザンファンの住宅兼アトリエ」(1922-23年)

ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代
会期:2019年2月19日(火)~5月19日(日)
会場:国立西洋美術館 本館
開館時間:9:30~17:30(毎週金曜日・土曜日は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし3月25日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
観覧料:一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円
主催:国立西洋美術館ル・コルビュジエ財団東京新聞、NHK
※( )内は、前売券、20名以上の団体。
※中学生以下は無料。
※心身障がい者と付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳の提示が必要)。
※前売券は2019年2月18日(月)まで販売。国立西洋美術館では2019年1月20日(日)まで販売。
チケット販売場所:国立西洋美術館、展覧会ホームページ、主要プレイガイド、主要コンビニ店頭など
※本展会期中、常設展は新館展示室のみで開催。世界遺産に登録された本館展示室観覧には、本展観覧券が必要。

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600

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