ここは夢の中?ブラックの大理石に囲まれた空間で煌めくクラシックカー

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ブラックホーク・オートモーティブ・ミュージアムでは、たくさんの素晴らしい瞬間が生まれてきている。その中でも、特に印象的だった記憶を副創設者であるドン・ウィリアムズに伺った。"ある夜、カニンガムと一緒にパリにいたんだ。素敵なジュエリーショップを見つけてね"

"そこにはシンプルなダイヤモンドのネックレスがあったんだ。4つのピンライトで照らされていた。そこでライトアップの美しさに心を奪われたんだ" そこから、ブラックホーク自動車博物館を象徴するライトを使った展示アイデアが生まれた。ブラックホークを一度訪ねれば、決して忘れることはないだろう。噴水に囲まれ、ドアを開ければ快適なロビーが現れる。大理石の床に、クロムめっき、ガラス、奥に進めばピカピカの車が迎える。もはやそこにあるものは、車というより"アート"である。

壁は黒い。床も黒い。天井も黒い。まるで世界から切り離された神聖な場所のように感じる。車はパリのブティックにあるジュエリーのように飾られている。エンジン型式や年式で分けられているのではなく、色とスタイルによって展示場所が決められているのだ。



"若いころに、1500台くらい車を持っている男を知ったんだ。22台のデューゼンバーグが並んでいて、その景色にすっかりはまってしまったんだ"  ブラックホークの魅力は、どの車に対しても充分なスペースが与えられていてぐるりと見回せるという点にもある。
"私は100台までしか持たないと決めているんだ。今ここにある車はすべて私が所有しているわけではないけれど、かつて所有していたかもしれない。子供みたいなものだよ。いつも私のもとに戻ってくるのさ"

ドンはここにある車のすべてを知り尽くしている。彼が21歳だった1966年、ロスアンゼルスでオールドカーのセールスマンをしていた。70年代からディーラー業をはじめ、ビジネスを大きくしていった。オークションハウスの設立などもはじめている中で、億万長者のケン・ベリングと出会った。そしてケンと共に、貴重なクラシックカーを集めたブラックホークコレクションを設立するに至った。ドンは世界中のトップコレクターのもとを訪ねて、車を探し周った。しかし、車を買ったところで保管するところが無かったのだ。



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