時を超越した美しさ│木製フレームは健在のモーガンの新作モデル販売開始

Morgan

モーガン エアロ エイト以来、19年ぶりとなるブランニューモデルとしてジュネーブモーターショー2019 にて発表されたモーガンプラス シックス の販売が開始された。最新技術を取り入れながらも伝統的な製造方法で生み出される、モーガンらしい新たなスポーツカーであり、モーガン110周年を記念するモデルでもある。

プラスシックスは、新設計CX ジェネレーション 接着アルミプラットフォームに、BMW 2019 B58 ツインパワーターボ 直列6気筒エンジンとZF製8速オートマティックトランスミッションを搭載、⾞両重量(乾燥重量)1075kg に、最⾼出⼒ 340ps を発揮、4.2秒で100km/hまで到達する。この進化したプラットフォームは、これから生み出されるモーガンのベースとなるとのこと。



性能面での充分な進化は遂げているが、モーガンブランドの真髄ともいえよう熟練職人がハンドメイドで作りあげる木製フレームはプラスシックスでも採用されている。プラスエイトより、厚みが増しワイドなボディとなっている。新デザインの軽量コンポジットハードトップは、1960年代のロードレーサースタイルから刺激を受けてデザインされている。


インテリアも一新されている。ダッシュボードのデザインは、1950年代の航空機器類からインスピレーションを受けているとのこと。ディスプレイスクリーンはドライバーの目線の中に配置されており、数多くのウッドやカラーコンビネーションが選択できるダッシュボード内に設置されている。ドアには、新デザインのパドルライト、センターロッキングシステム、ドア内張り内にはスピーカーが埋め込まれている。シートも厚さを抑えた新デザインを採用し、収納や足回りスペースも向上しているとのこと。


上級グレードの「プラス シックス ツーリング」と、新型の発売を記念した「プラス シックス ファーストエディション」が用意される。

モーガン独自のクラフトマンシップとテクノロジーの美しい融合が行われたプラスシックスは、時を超越したデザインを継承したモデルといえよう。


Morgan Plus Six|モーガン プラス シックス
ボディサイズ|全長3890×全幅1756×全高1220mm
車両重量|1075kg
エンジン|3.0リッター直列6気筒ツインターボ
最高出力|250kW(340ps)/6500rpm
最大トルク|500Nm(51.0kgm)
最高速度|267km/h
0-100km/h加速|4.2秒
トランスミッション|8段AT
サスペンション|ダブルウィッシュボーン
ブレーキ|ベンチレーテッドディスク
タイヤ前/後|225/35R19 / 245/45R19
価格|
  ベースグレード:1393万2000円
「ツーリング」:1490万4000円
「ファーストエディション ムーンストーン」:1576万8000円
「ファーストエディション エメラルド」:1576万8000円

オクタン日本版編集部

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