EVになった!「新しいクラシック」メルセデス・ベンツ 280SL パゴダ

クラシックカーをEVに変換するということは、巨大なビジネスになりつつある。ゼネラルモーターズは、シボレーボルトのパワートレインをeCrateパッケージとして、様々な興味深いプロジェクトに提供する予定だという。しかし、エンジンサウンドやヴィンテージの良さを排除するため、EVへの変換に反対する人もいるだろう。しかし、エンジンがセールスポイントになっていないクラシックカーにEVスワップを施したとしたらどうだろうか?

イギリスのヘンメルという会社が、メルセデス・ベンツ280SLパゴダをベースとしたEV"280SLエレクトリック"を製作した。現在数量限定で予約販売を受け付けている。エキゾーストパイプがないということなどを除けば、極めてオリジナルに忠実に見える。



エクステリアと同様に、クラシックなキャビンには現代的な改造が一切施されていないように見える。未来的なタッチスクリーンやLEDライトもない。オリジナルのアナログ計器をそのままに、クロームメッキのダッシュボードと革張りの内装を改修しているだけである。何も知らずにこの車に乗り込んだら、エンジンを切ったノーマルのパゴダだと思ってしまうかもしれない。



ブレーキ、パワステ、ドライバビリティなどの改良は施されている。また、ドライバビリティの向上のために、ヒーター、ウィンドウデフロスト、A/C、インカーエンターテイメントが追加されている。また、1台1台が個別に設計されているため、オーナーは自分の好きなオプションを選択できる。

ステアリングホイールの色、カーペットの織り方、ウッドタイプ、レザーの質感、アクセントカラーなどを設定して、無限のエクステリアペイントカラーと組み合わせることもできる。280SLエレクトリックは、オリジナルの直列6気筒エンジンとほぼ同じ160馬力の電気モーターを搭載している。この車は印象的な航続距離を誇り、1回の充電で約200マイルの走行が可能になると予測される。



ヘンメルによると、280SLエレクトリックは速く走ることを目的としたものではなく、ゆっくりと運転することを目的としている。生産台数は 12台で、価格は 29.5万ドルとなっている。新しい、クラシックカーの楽しみにいかがだろうか。

オクタン日本版編集部

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