キャデラック初の電動ラグジュアリーSUV、当初計画よりも9カ月早く2022年前半から販売開始

Cadillac

1世紀にわたるイノベーションの集大成といえるキャデラック・リリック。キャデラック初の電動ラグジュアリーSUVのテストは予定よりも早く進んでおり、キャデラックは、2021年9月から全米で受注予約をスタートし、2022年前半から販売を開始すると発表した。





グローバル・キャデラックのバイスプレジデントのロリー・ハーベイは、「キャデラックは今後10年間で、一連のエキサイティングな新型電気自動車を通じてラグジュアリーな交通手段の未来を定義していきます。そして、すべては『リリック』から始まります。2023 年モデル『キャデラック リリック』の見事なデザインと巧みに統合されたテクノロジーは、GM の『アルティウム(Ultium)』プラットフォームとの組み合わせにより、かつてない高性能でラグジュアリーな体験を提供します。そしてこれがキャデラックの新たなスタンダードとなることでしょう」と述べている。



リリックは12モジュールで構成された100kWh のバッテリーパックと後輪駆動の「アルティウム」プラットフォームにより、最高出力340PSと最大トルク440Nm(キャデラック推定値)を発揮し、フル充電で300マイル以上の航続距離を実現するように設計されている。

チーフエンジニアであるジェイミー・ブリュワーはこう述べている。「『リリック』の動力源となる極めて柔軟なモジュール式『アルティウム』プラットフォームと先進的なバーチャル開発ツールにより、キャデラックは開発期間を短縮し、プロトタイプの実走航続距離を予想よりも早く延ばすことを可能にしました。我々の目標が路上で実現するのを見るのが楽しみです。つまり、この先駆的でラグジュアリーな電気自動車を当初の計画よりも9カ月早くお客様にお届けすることができるということです」

リリックは、公共の充電ステーションでの190kWの高速直流(DC)急速充電にも対応しており、10分の充電時間で約76マイルの航続距離を延長することが可能。また、家庭での充電については、19.2kWの充電モジュールにより業界最速の速度で1時間あたり航続距離を最大52マイル伸ばすことができる。

またリリックは、電動ドライビングエクスペリエンスを思い通りにコントロールするため、利便性の高い「ワンペダルドライビング」とともに、次世代の GM 独自の回生ブレーキシステム「Variable Regen on Demand(バリアブル・リジェン・オン・デマンド)」テクノロジーを採用している。キャデラックの新しい「Variable Regen on Demand」により、ドライバーは、ステアリングホイールに備わる感圧パドルを使って、リリックがどれくらいのスピードで減速し、完全に停止するのかを制御できる。いずれのテクノロジーも、回生ブレーキを利用して電気自動車の走行効率を最大限に高めているというわけだ。



ブランドの新たな方向性を示す量産モデルであるリリックは、2022年第1四半期に生産が開始される予定で、価格は59,990ドルとなる。生産はGMのテネシー州スプリングヒル組立工場でおこなわれ、同工場には、電気自動車の生産を支援するために20億ドルが投資される。さらにスプリングヒルの最新型バッテリーセル製造工場には、GMとLG Energy Solutionとの合弁会社Ultium Cells LLCによってさらに23億ドルが投じられる。

リリックの日本市場への導入時期についてはあらためて発表があるという。続報を楽しみに待っていよう。


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オクタン日本版編集部

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