女性トリオが、ル・マンに再び挑戦する|リシャール・ミル レーシングチームが始動

Richard Mille

リシャール・ミル レーシングチームは約1年前に結成され、女性だけで構成されたチームとして耐久レース界での地位を確立してきた。2020年のル・マンデビュー戦でカテゴリー9位に入賞したタチアナ・カルデロン、ソフィア・フローシュ、ベイスク・フィッセールの3人は、今年はさらに高い目標を掲げ、ル・マン24時間耐久レースに戻ってきた。



他のチームと同様に、リシャール・ミル レーシングチームも先週からフランス サルトでキャンプを張り、メカニック、エンジニア、ドライバー全員が、最も長く、険しく、そして華やかなこのレースに向けて準備を進めている。日曜日、ベイスク・フィッセール、タチアナ・カルデロン、ソフィア・フローシュの3人は、全長13.626kmのサーキットで、ミュルザンヌのストレートなど、独特の難所に対処するためのウォーミングアップを行った。日曜日の間、3人のドライバーは交代で「ROXY」のハンドルを握り、自信の気持ちを高め、マシンとセットアップを微調整し、グッドイヤータイヤのフィーリングを確かめた。



リシャール・ミル レーシングチームは、午前中に35周した後、午後には51周して約1,200kmを走破し、ソフィア・フローシュが3分34秒256のベストタイムを記録。LMP2カテゴリーで18番目のベストタイムとなった。水曜日には、予選の前にフリー走行1回目が行われる。LMP2カテゴリーで6位以内に入れば、1号車オレカ・ギブソンは木曜日夜のハイパーポールに進出し、クラスのポールポジションを目指す。最後の夜のセッションを経て、チームは土曜日の朝にコースに戻り、15分間のウォームアップを行った後、16:00にル・マン24時間レースのスタートを迎える。



ソフィア・フローシュは次のようにコメントしている。
「今年最大のレースであり、観客の皆さんと一緒にレースの雰囲気を味わえるのは素晴らしいことです。私たちはこのレースは2回目なので、コースを知っているという点では少し有利です。しかし、LMP2クラスの競争力はかつてないほど高まっています。厳しい戦いになると思いますが、我々の持てる力を最大限に発揮して、テストと改良を重ねていきたいと思います。厳しい戦い、濃密な1週間になると思いますが、我々は皆、この挑戦を楽しみにしています!」

オクタン日本版編集部

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