モノづくりの情熱をプロダクトに。アルミホイール開発のプロがチョコレートの金型づくりに挑む

HANAGATA

自動車部品を中心に幅広いデザインを担っている有限会社D-WEBERが、自社でプロデュースしているモノづくりプロジェクト「4DESIGN by D-W」を通して、ユニークなチョコレートの金型「HANAGATA(はながた)」を発表した。これは富山県高岡市の金型製作会社である株式会社フジタ、そして意匠協力としてBBSジャパン株式会社が参画し実現に至ったもの。製造業に対するイメージの塗り替えを目的に、企画がスタートしたのだという。



有限会社D-WEBERの代表である水野氏は、多くの就職先希望が企画する側であることを気にかけていた。若者の抱く作り手側の不人気さやマイナスなイメージが以前に増して強くなっていることに危機感を抱いた水野氏は、製造業は頭を使う、生活に必要な仕事、そして「華のある仕事」であることを伝えたいと思い、友人である金型製作会社の代表、梶川氏にコラボレーションを依頼。二人の考える方向性は同じ方向を向いており、明るい返事をもらうのに時間は掛からなかったという。


開始当初、金型ではなくコンセプトホイールを製作しようと思っていたが、それでは車好きな人にしか伝わらないと考え、チョコレートの金型を製作するに至った。


また、水野氏は、自らが教育の場に関わった若手女性デザイナーが所属するBBSジャパンに声をかけ、モノづくりの可能性を伝えたいというその想いに相手側も大きく賛同。これにより、今回意匠協力として、HANAGATAで成形するチョコレートにBBSジャパンのホイールデザインを取り入れることが決まったのだ。



なお、このHANAGATAは、モノづくりの面白さを伝えるユニークアイテムとして、富山県高岡市のファクトリーアートミュージアムで人数限定の体験会を検討中。また、将来はレストランや結婚式場の特別な瞬間に、お店オリジナルデザインのチョコレートを作ることができる「体験型金型」として特注販売をすることも視野に入れているという。

オクタン日本版編集部

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