リニューアルオープンを迎える「ザ・ドーチェスター」|客室とスイートを新たな装いに

Dorchester Collection

世界最高クラスのラグジュアリーホテルおよびレジデンスを提供しているドーチェスター・コレクションの「ザ・ドーチェスター」が、客室とスイートを新たな装いにして、リニューアルオープンをすることが決定した。



新しく生まれ変わった内装を手がけたのは、著名なインテリアデザイナーのピエール・イヴ・ロション氏。新しい時代に向けて伝統をアップデートするというビジョンに基づき手がけた新しい内装は、ホテルがDNAとして継承してきた1930年代当時の華やかさとエッジの効いた現代製をシームレスに掛け合わせたデザインになっている。



細部までこだわり抜かれた新しい客室とスイートは、淡いリーフグリーンとローズフォグピンクからヘザーブルーとレモンイエローの組み合わせまで、イングリッシュガーデンに着想を得た色彩が印象的な空間。また、従来の特徴的なカーペットデザインに合わせた特別仕様のスペイン産アラルウールのカーペットが室内と廊下に敷かれているほか、一部のスイートにはドゥグルネイの手描きのヘッドボードが採用されている。

また、今回の新装を機に、250の客室は241室までに縮小されており、その分ひとつひとつの客室が広々とした仕上がりに。私邸のような雰囲気を持った、心地の良い空間が完成した。



ちなみに今回の改装は、デザイン変更だけではなく、快適性と機能性を高めるための最先端設備の導入も目的の一つであった。ホテル全体の防音、空調、配管システムを改善したことによって、より静かで落ち着いた滞在を送ることができるのだ。また、カスタマイズ可能な温度調節機能を備えた空調システムは、快適な滞在環境を実現。最新の配管システムは節水技術や環境に優しい機能を搭載しており、サステナビリティにも配慮した作りになっている。

オクタン日本版編集部

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