ひと枠10万円で憧れのスーパーカー、ランボルギーニ・ミウラやカウンタックの共同オーナーになれる!「& OWNERS」の新しい試み

& OWNERS

アート作品を共同保有する日本初(※1)のプラットフォームビジネスを始めた「AND ART」(サービス名 AND ART)が、会社名を「AND OWNERS」(同 & ONWERS)へ変更すると同時に、貴重な実物資産としてのスーパーカー(ランボルギーニ・ミウラや同カウンタック。近々同ディアブロGTRを追加予定)を新たに共同保有のコレクションとして加えることを発表した(既報)。



2019年7月にサービスを開始した「AND ART」、現「AND OWNERS」は、ピカソやバンクシー、草間彌生といった世界的に有名なアーティストから新進気鋭の作家までこれまで既に47のアート作品を取り扱い2万8000人を超える会員を集めてきた。多くは20歳代から40歳代の男性で、初めてアートを購入するという人も多かったという。富裕層に偏りがちだった貴重なアートの所有者層を広げ、新たなマーケットを開拓したと言っていい。

2023年11月に東証プライム上場企業の株式会社FPG(時価総額約2200億円※2)の傘下となった。グループに蓄積された金融分野におけるノウハウを最大限に活かすべく、サービスの対象を従来のアート作品に限らず実物資産全般に広げようというわけだ。創業から5周年となった2023年7月に会社名を変更。社名やサービス名も変更されて新たに加わったサービスがコレクタブルなスーパーカー、なかでも人気の高いクラシックランボルギーニの共同保有だ。

対象はランボルギーニ・ミウラP400とランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーの2台。近々ランボルギーニ・ディアブロGTRも加わる予定だ。& OWNERSが提供するのは「共有持分権」で、価格的なハードルが非常に高く、一般的に一次情報を入手することすら難しい貴重な実物資産を気軽にコレクションするという新たな所有形態を提案するものである。



共同保有の対象となるミウラP400の販売総額は3億円、カウンタック25thアニバーサリーは1億円である。いずれも共有持分権をひと枠10万円とした。10万円を出せばミウラかカウンタックのオーナーになれる、というわけだ。この手の絶版モデルは個体数が減ることはあっても増えることのない貴重な実物資産であり、将来のキャピタルゲインも期待できるだけに、共同形態であっても保有するという魅力は大きい。今後は& OWNERSならではの優待イベントも企画される予定だという。

実際にこの2台の貴重なクラシックランボルギーニを特別に乗ってみて思ったことは、 “乗る”というよりもコレクションとして眺める方が“楽しそう”だということ。夢のスーパーカーをコレクションする第一歩だと考えれば、共同で保有し時々鑑賞できるというスタイルもまたリアルコレクターの実態に近いかもしれない。

外装白・内装黒のミウラは1stシリーズのP400の中でも生産80台目というレア物でマニアのいうところの“ライトウェイト”仕様だ。骨格フレームが初期の軽量タイプであり、エンドパイプがシンプルな2本出しというのがその特徴のひとつ。



ヒストリーは比較的はっきりしており、イタリアのスペシャリストの手でオリジナルコンフィグレーションへとフルレストレーションが施されたばかり。パワートレインはもちろん各ボディパーツもマッチングナンバーしており、由緒正しく買って間違いのないミウラの一台であることは間違いない。

一般的に気難しいと思われがちなキャブレター付きのV12エンジンとはまるで思えないほど、キーを捻りアクセルペダルを軽く煽るだけで劇的に火が入った。一発でバーンと掛かるのだ。是非ともこのコンディションをオーナーに味わってもらえる機会を提供して欲しいと思うほど。このコンディションなら各種コンクールに出品しても優秀な成績を収めることができるだろう。

Photo Book / LAMBORGHINI P400 MIURA #3171

外装赤・内装黒のカウンタック25thアニバーサリーは、ミウラとは対照的に完全なるプリザベーション(=ノーレストア)個体だ。プリザベーションは近年特に人気のカテゴリーで、世界のコンクールでもプリザベーション特集が組まれるほど。レストアされる個体が増えれば増えるほど、ノーレストア個体の価値は今後高まっていくに違いない。



アニバーサリーの走行距離はわずかに約3400km。ボディカラーやインテリア、タイヤまでもが新車当時のまま。それゆえ赤いペイントにはところどころにひびやわれも見受けられる。それが当時のペイントのまま、つまりオリジナルコンディションの証である。





このような状態の個体を実際に購入して乗ろうとしたならば、タイヤから消耗品からすべて交換し、整備しなおさなければならない。距離をこれ以上延ばしたくない、つまりは運転したくない個体だから、ある意味ミウラ以上に“観る”価値に徹した個体である。共同保有という形態に適した一台であると言っていい。

近々、カウンタックの後継フラッグシップモデルであるディアブロの、しかも非常に貴重なGTRも共同保有サービスの対象になることが決まっている。生産台数わずかに30台というワンメイクレース用のサーキット専用車ながら、貴重なナンバー付きだ。こちらもまた、レーシングカーという素性を考えても共同保有に向いていると思う。

“スーパーカーのオーナーになる”という夢への第一歩。貴重なモデルになればなるほど、オーナーであるという喜びのみならず、売却時の利益も楽しみになってくる。クラシックランボルギーニのコレクションにとどまらず、サービス対象となるモデルがさらに増えることにも期待したい。




AND OWNERSとはどんな会社?
時価総額2200億円(※2)というプライム上場企業FPGグループ傘下の(株)AND OWNERS。提供するサービス名が「& OWNERS」だ。「AND ART」(旧サービス名)として日本で初めて(※1)アート作品の共有持分権を販売したが、今回、社名及びサービス名を変更して、スーパーカーなどアート作品以外の貴重な実物資産の共同保有サービスを手がけることになった。


文:西川 淳 写真:AND OWNERS
Words: Jun NISHIKAWA Photography: AND OWNERS


※1)同社調べ
※2)2024年7月31日時点

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西川 淳

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