フランク ミュラー 日出ずる国をイメージした特別モデルが登場

フランクミュラーより、日出ずる国をイメージした“ライジング サン”の特別モデルが限定本数で登場した。「ヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトン」は、フランク ミュラーの新たな “時” のコンセプトを基に、FMWL社の高度な技術力と先進のテクノロジーを駆使し、約7日間の長時間駆動を可能にした究極の手巻き式腕時計だ。

これまで、独自の機構を持った数々のコンプリケーションウォッチ(複雑時計)を開発し世に送り出してきたフランク ミュラーは、この最もシンプルで時間を知る道具として始まった「時計」のあり方を、今一度見つめ直し、21世紀の現代における産業文化遺産ともいうべき機械式時計の在り方に、あらたな価値観を提唱している。

「Caliber 1702」は、機械式時計の長い歴史において、その起源ともいうべき “Hand Winding”(手巻き式)という初歩的な機構に対して、FMWL社がその技術と英知を結集して開発してきた。 170時間巻き(約7日間)というビッグパワーリザーブで、腕時計としての驚異的なハイスペックを備えている。

柱時計や置き時計といった大型の時計と同等の稼働時間を持つための長いゼンマイを必要とし、また同時に、腕時計へのダウンサイジングを図るために、極めて薄く、且つ強度を持った鋼(はがね)自体の開発も余儀なくされた。ゼンマイを収めたツインバレルも通常の横配列ではなく、2階建てに重ねた二重香箱の発案によって、画期的な巻き上げシステムと、スペースの確保を両立している。

さらに、このビッグパワーがある傍ら、毎時18,000振動の古典的な低速ビートの調速・脱振機で運転させながら、なお且つ現代に求められる精度と安定性を維持することは、機械式時計の歴史そのものに対する大いなる挑戦と同時に、その凌駕の証ともなった。

Caliber:1740VS ヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトンは、フランク ミュラーが満を持して開発した至極の手巻きムーブメント「Caliber 1702」を、さらに、文字通り切磋琢磨して完成させた、先進ウォッチメゾンとしてのプライドを具現したようなプロダクトである。 本来時計の顔となる文字盤を排除し、その下層部にあるムーブメント全体を極限まで削ぎ落とし、徹底した躯体構造のみの美しさに心血を注いでいる。

また、それはその細部に至るまで徹底されている。9時位置のチラネジ付きモノメタルテンプの中心部に見る磨かれた銀色の緩急針は、本来は機械の裏側に配置されるべきもので、時計師だけが見る裏方の調整針を、あえてデザインの一部とする洒落た演出が施されているのだ。躯体のベースとなるメタル素材は、軽度と強度を兼ね備えた最高峰の金属「スーパージェラルミン」を採用し、シンメトリカルに配置したV字型のブリッジは、まるで吊り橋のような巨大建築の構造体を想起させる。

そして、 VANGUARDケースによる秀逸なスタイリングは、曲線と直線が織りなす「ストリーム ライン モダン」と呼ばれる1930年代のアール・デコ様式に見る、マシン・エイジ時代のアヴァンギャルドな美意識が、その容姿に完璧なバランスの黄金比を成立させているのだ。 


ヴァンガード 7デイズ パワーリザーブ スケルトン ライジング サン
[ステンレススティールケース、手巻き、約7日間パワーリザーブ、53.7×44mm、クロコダイル×ラバーストラップ、25本限定]
430万円(税抜)

オクタン日本版編集部

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