『100分の一秒を争う』タルガ・フローリオ・クラシックとは?

Targa florio classic

タルガ・フローリオとその歴史を作った車たちの伝統は、1977年以前に製造された車たちによるレギュラリティー・レース、タルガ・フローリオ・クラシックのレースを見ればよくわかる。モータースポーツの輝かしい歴史を思い起こさせるものだ。そのようなイベントにふさわしく、毎回多くの一流メーカーの、それもエクスクルーシブなモデルが参加する。『100分の一秒を争う』ことのスペシャリストたちも、車とクルーの完全な調和が重要なレースだと感じている。
 
10月10日から13日まで開催されるこのレースでは、美しい景色の中をドライブし、シチリアの魅力的で他では見られない場所を見つける絶好の機会である。2019年は、パレルモを起点とし、美しい神殿の谷のあるアグリジェントもルートとなっている。そして、マドニエ山地のグランド・フィナーレでは、『グランデ』『メディオ』『ピッコロ』のマドニエサーキットと呼ばれた有名なルートに関係するいくつかの街の中心を通過する。今年のタルガ・フローリオ・クラシックでは、1978年から1990年の間に製造された特定な価値のある車のための新たなカテゴリー、タルガ・フローリオ・レジェンドが設けられる。
 


今年のタルガ・フローリオ・クラシックも、1965年までに製造された車両だけが得点を積み上げ、名誉あるタイトルを競うことができるグランディ・エヴェンティ・イタリアンチャンピオンシップのレースの一戦になっている。
 
1937年から1940年レアーレ・パルコ・デッラ・ファヴォリータの中には、ルイジ・ヴィッロレージやピエロ・タルッフィの様に高いレベルのパイロットがレースをしていた本物のモーターレースサーキットが設けられていた。 今年のエディションでは、レース終了後、日曜の朝、表彰式前にタルガ・フローリオ参加者は、伝説のレアーレ・パルコ・デッラ・ファヴォリータでプレッシャースイッチを設置しての別のカテゴリーのレースに参加することできる。



パレルモからスタートする今年のタルガ・フローリオでは、アグリジェントがその素晴らしい舞台となる。アグリジェントでは、歴史的なキアラモンテ城で昼食。ある筋によると、14世紀にそこでジュゼッペ・トマージディランペドゥーザが彼の大作『山猫』の数ページを書いたと言われている。



パレルモに向けた再出発後は、ユネスコ世界遺産でもある神殿の谷でのコーヒーブレークも予定されている。

今年も日本から数チーム参加することが予定されている。ぜひ、栄光のタルガ・フローリオを日本に持ち帰ってもらいたいと思う。

イベントウェブサイト:http://www.targa-florio.it/en/classic/classic/

from Ruote Leggendarie 文:古川浩美 Words: Hiromi Furukawa

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