デロリアンを生み出した男のストーリーを描いた映画が12月に公開

octane UK

デロリアンといえば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に使われ、世界中でその名が知られている。はじめて見る人にとっては衝撃となったであろう、直線的なボディにガルウィングを備えたその姿はあまりにも有名といえるほど。しかし、生みの親の希望や野心を体現しながら、派手な大失敗に終わった車を語るなら、デロリアンDMC-12ほどの車はなかなかない。

1973年4月、次期社長候補の一人であったジョン・ザッカリー・デロリアンが、ゼネラルモーターズ副社長の職を突然辞任した時から歯車が狂いはじめる。自らの会社を興し、GMが決して手掛けないタイプの車を作るためにゼネラルモーターズを去った彼には夢があった。ヨーロッパ的な香りを強く持ち、欧州に憧れを抱くアメリカ人をうならせ、世間をあっと言わせてヨーロッパのライバル車から顧客の目を引きつけることができるような車を作りあげようと考え、ステンレススチールを使ったボディとガルウィングドアの採用を決めた。そして生まれた1台が、デロリアンDMC-12であったのだ。


車としてのデロリアンは広く知られているが、生み出したジョン・デロリアンのことは日本で馴染みがない。デロリアンの生まれ故郷である国アメリカではよく知られるのだが、その理由はデロリアンを生み出したことでというよりは、様々な犯罪歴があるため。彼は脱税や横領、麻薬取引、政府からの金銭巻き上げなどに手を染めたが、それはすべて会社を危機から救うためであったという。


Driven Film Productions 2018

そんな彼が歩んできた苦悩やデロリアン開発の裏話など、波乱万丈な人生を描いた映画が12月7日(土)に公開されるそう。ここではあえて多くを語らない。実際にスクリーンでデロリアンを見ながら、彼が抱いていた夢などを感じていただきたい。


オクタン日本版編集部

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