ベントレー実習生が96年前に製造されたエンジンをレストアプロジェクト

Bentley motors

ベントレーは100周年を記念するプロジェクトのひとつとして、1923年に造られた3リッター 4気筒エンジン(No.212)をレストアした。

クルーの職人を目指し、トレーニング中のスタッフが700時間をかけて、ひとつひとつ分解して再度構築。クルーで開催されるセンテナリー・エキシビションにて展示することを目的に完成されたものだ。分解する際にはすべて写真を撮り、コンピューター上に保管していき、後の工程をスムーズにさせた。パーツを洗い、綺麗にし、古いペイントは剥がされた。



レストアされたエンジンについてはあまり知られていないが、これはナンバー 209のシャシーと組み合わされたもの。その後、どこか分からないコーチビルダーへ送られ、ボディワークが手掛けられた。ベントレーがル・マンで輝かしい成績を残していた1920年代には走行していたと思われる車両だ。

最終的に、ドーセット州ボービントンのRoyal Artillery Schoolに預けられ、1935年から教育のために使用されていたそう。この時点で、現在見られるカラーにペイントされた。ベントレーは、この1台は軍隊に属する人物が所有していたものではないかと推測している。2011年に、ベントレーのもとへエンジンが戻ったが、2019年のセンテナリーに合わせてプロジェクトを進めようと決まったことを受け、数年間はしまい込まれていたそうだ。



クルーの実習生たちは、このプロジェクトのプランニングから、予算決め、リスクアセスメントまですべてを自分たちで行ったとのこと。ペイント部門の実習生であるエイミー・デントンは、「レストアに携わったすべての人は、100年を記念するこのプロジェクトに携われたことを光栄に思っていることでしょう。実習生は新たなスキルと技術を学ぶことができ、未来のキャリアに役立つ経験になります。クルーで開催された展示会では最新のW12エンジンと並べられました。この100年においてベントレーがいかに進化を遂げたかがよく分かりました」とコメントした。

オクタン日本版編集部

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