環境にも人にも優しい新型ロンドンタクシー登場│日本では2月から予約受付

2019年、ロンドンタクシーは70年目を迎えた。クラシカルな雰囲気を残す存在として、姿を変えながらも今なおロンドンで世界中の人々を魅了している。そして今回、本社をイギリス・コヴェントリー近郊のアンスティに構え、年間3500台を生産する自動車メーカー LEVCが新型タクシー「TX」を発表した。「TX」は初の電動化モデルであり、以前より定評があった「全ての乗客に対して使い勝手の良いインテリア」がさらに向上されているものだ。

さらなる進化を遂げた新型TXの特徴としては、レンジエクステンダー式ドライブトレインの採用、アルミニウム製フレームに新工法の接着式を採用し軽量化実現、すべての乗客に対して使い勝手の良い装備を標準装備した、という点が挙げられる。

また、車両床面に設置されるスライド式スロープにより車いすの乗客に対して優れた乗降性能を備えており、最大で250kgまでの重量に耐えうるスロープの設計になっている。また、観音式ドアを採用することにより室内幅の最大化と乗降時の乗客への身体的負荷を低減化すると同時に、介助時のドライバーへの負担の低減も重視した設計になっている。また、旧型より好評を得ている回転式リアシートも、格納式ステップと同時に使用することにより、利便性に優れた乗降性能を実現している。



ドライブトレインは「e-city」と呼ばれる新しいレンジエクステンダーシステムを搭載。3気筒・1500ccガソリンエンジンを発電用に、駆動方式は100%モーター駆動となっている。このシステムの採用により、滑らかな加速性能と高い静粛性、そしてメンテナンスコストを抑える2万4000キロ毎の主要サービスインターバルを実現することが可能となった。また、耐久性に優れる水冷式の32Kwリチウムイオンバッテリーを搭載し、外部からの急速充電にも対応している。

レンジエクステンダー化による車両の重量増を抑えるために、ボディの基本骨格はアルミニウム製で溶接を一切行わない独自の接着焼付工法にて製造されている。ボディ外板は、特殊繊維素材にて成形され高い耐久性と耐候性、そして車両重量の低減化を実現した。

日本では、2020年2月1日より予約注文の受付が開始し、デリバリーは2020年6月頃を予定している。

オクタン日本版編集部

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