ポルシェ初のクラス優勝を果たす│ニュルブルクリンク・サーキットとポルシェの歴史 第三弾

Porsche AG

ニュルブルクリンクの北コース、ノルドシュライフェを抜きにサーキットの歴史を語ることはできない。神のように崇拝されながらも、時に「悪魔」とも呼ばれ、様々な顔で人々を翻弄してきた。1927年6月18日に開設された伝説のコースの歴史を振り返ろう。第三弾。

歴史に刻まれた勝利
1956年のスポーツカー世界選手権には、歴史に残る偉大なドライバー達が集まった。ファン・マヌエル・ファンジオとスターリング・モスは北コース ノルトシュライフェの1000kmレースへ向けて火花を散らしていた。7万人以上の観客が、彼らが繰り広げる白熱の戦いと、たくさんのポルシェを見ようと世界中から集まった。

その場には22のプライベートチームが参戦し、6台のポルシェ550A スパイダー、16台のポルシェ356と356カレラがレースに出場した。ワークスチームからはヴォルフガング・フォン・トリップス/ウンベルト・マリオーリ組が操る2台の550 スパイダーが参戦。トリップスとマリオーリ組が総合4位、クラス1位に輝き、1.5リッター以下のカテゴリーにおいてポルシェに初のクラス優勝をもたらしたのであった。もう1台の550は2位入賞を果たしている。


日付:1956年5月27日
勝者(S1.5 リッタークラス):ヴォルフガング・フォン・トリップス、ウンベルト・マリオーリ
車輌:ポルシェ 550A スパイダー
距離:44周(1周 22.810キロ)(北コース)
総合優勝マシーンの平均速度:129.8km/h

オクタン日本版編集部

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