ヴァンドーム広場から捧げるハイジュエリーへのオマージュ

1906年の創業以来、フランス生まれのハイジュエラー ヴァン クリーフ&アーペルは、独自のスタイルと高度なサヴォアフェールにより、比類ない貴石に生命を吹き込み、最大限の輝きを生み出してきた。こうした伝統に忠実に従いながら、メゾンは著名な顧客たちが所有していたアイコニックなジュエリーにオマージュを捧げ、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドの極めて希少な貴石を使った新たな3点のハイジュエリーピースを披露する。

ヴァンドーム広場のアトリエから生まれた、新作ハイジュエリー「メルヴェィユ デメロード ネックレス」は、メゾンの伝説のひとつである、1929年のエジプト王女ファイーザが所有したコラレット ネックレスを彷彿とさせる。この作品は、隙間なくダイヤモンドがセットされた幾何学的なフォルムが印象的なネックレスから10石のドロップシェイプのエメラルドが滴るように配されている。

個性的な魅力を放つ、合計70.40ctにもなる大粒のコロンビア産エメラルド5石が用いられる本作品は、スレンダーなペアシェイプに多面的なカットが施され、温かみのあるグリーンの色彩を放つ。メゾンのサヴォアフェールが冴えわたるペアシェイプ エメラルドを最大限に生かすため、ラウンドカット、バゲットカット、トライアングルシェイプのダイヤモンドが組み合わされて織を成し、まるで煌めくリボンのようにエメラルドのアクセントとなっている。背中に流れ落ちるような見事なジュエリークラスプが付いたファイーザ王女のネックレスの軌跡をたどるように、この新作ジュエリーもまた、煌めくダイヤモンドのトレインが身に着ける人のうなじを飾るのだ。



この美しい輝きを放つ端正な幾何学的なフォルムの作品は、装いの機会にあわせて、形を変えることも可能。立体構造と華やかなパヴェセッティングが施された「ジャルティエ ブレスレット」は女優マレーネ・ディートリッヒのお気に入りのジュエリーであった。「ルビー アン セーヌ ブレスレット」はヴァン クリーフ&アーペルがデザインしたこのジュエリーにオマージュを捧げる作品。1937年に彼女が購入した存在感のあるジュエリーは、ルビーとダイヤモンドがセットされた複数の大きなループで構成されている。マレーネ・ディートリッヒはしばしばこのブレスレットを着用して写真に登場していましたが、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『舞台恐怖症』(1950年)でもその手首にはこのジュエリーが煌めいていた。

「タンドレス エタンスロント イヤリング」は、1968年にウェディングギフトとしてアリストテレス・オナシスがジャクリーン・ケネディ・オナシスに贈ったヴァン クリーフ&アーペルのイヤリングに着想を得ている。ジャクリーンは、大粒のカボションカットのルビーで彩られた、ダイヤモンドが花芯のように輝くフローラルモチーフのイヤリングを着用して、何度も公の場に登場した。



本作品はイヤリングの双方が、ペアシェイプ ダイヤモンドとその周りに広がる花冠で構成されている。繊細な葉脈が描かれた花びらをまるで生きているかのように少し湾曲させ、そこにレリーフ加工を施すことで、止まることのない生命に満ち溢れた「自然」への慈愛が表現されている。また、同じ原石からカットされたペアシェイプ ダイヤモンド 2石(DFL タイプ2A、計20.21ct)は、それぞれ10カラットを超えるフローレスという最上級クオリティのダイヤモンドがフラワーモチーフを際立たせ、鮮明な煌めきを放っている。

 

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