眠っていた驚きのコレクション!25年以上放置されていた貴重な4台

Ben Woodworth

1966年 シェルビーコブラ427と1967年 フェラーリ275GTB、V8モーガン、トライアンフTR6という貴重な車の組み合わせが、2018年にボロボロになった納屋で発見された。

これを見つけたトムは納屋で眠っている車を探すために世界中を駆け回っている人物だが、「私の人生でこのような車のコレクションを見つけたことがありません。フェラーリ、コブラ、V8モーガン、トライアンフTR6すべて走行距離が少ないです。このようなコレクションは二度と見つからないかもしれません」

トムの興味をそそったものは、13,000マイルしか刻んでいない1967年 フェラーリ275GTBである。ボンネットの下には、2カムのジョアッキーノ・コロンボが設計したV12エンジンが残されている。インテリアはほぼ新品のようで、シートはリッチなネイビーで、ステアリングホイールとシフトノブはウッド。また、275GTBはアロイボディである。このバーンファインドをさらに特別なものにした。少しの手入れでエンジンもかかるようになったという。



そしてそのすぐ横には、レッドのアメリカンクラシックがあった。1966年のシェルビーコブラ427である。コブラは何十年にもわたるほこりで覆われているが、美しいレッドであることは分かる。インテリアはブラックで、ハンドルはウッド製で、走行距離計で19,001マイルを刻んでいる。ロールバー、サイドパイプ、スクープやストライプもなくレースなどに使用されていた形跡もない。ピュアなままのコブラだ。



この2台に加えて、ガレージには、他に2台のロードスターがあった。走行距離 9000マイルの1976年 トライアンフ TR-6と、走行距離わずか3000マイルの1978年 モーガン プラス8である。 どの車も放置はされていたものの程度が良く、貴重な存在といえる。

持ち主が新車で購入した4台を、1991年に当時は新しかったガレージに移したのだが、それを境に放置されていたそう。25年以上、陽の光も浴びずに置かれていた。ほとんど崩壊しているガレージに隣接していた家は解体されている。 これらの車は埃をかぶったままオークションに出品され、次のオーナーのもとへと渡っているが、なぜこんな「夢の車」コレクションの存在を忘れ去ってしまったのだろうか、真実は謎に包まれている。

オクタン日本版編集部

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