懐かしい?国産車で初めてバタフライドアを採用したトヨタ

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1990年代はトヨタのスポーツカーにとって素晴らしい時期だった。スープラだけでなく、セリカやMR2もあった。しかし、残念ながらクールな車のいくつかは、日本国外にほとんど知られることなく生産を終えた。トヨタ・セラもそのひとつである。

1989年の第28回東京モーターショーで公開され、1990年に発売されたセラは、グラスキャノピー・グラストップとファンキーなテールゲートを備え、未来的なスタイルのバタフライドアを持つ2+2シーターファストバックである。マクラーレンF1のデザイナーであるゴードン・マレーがセラのクールなドアに触発されたともいわれている。国産車で初めてバタフライドアを採用したモデルでもあった。



1988年、セラのコンセプトバージョンとして造られたAXV-IIは、最終的に製造されたものとほぼ同じのようだ。1.5リッター 4気筒エンジンを搭載し、104hpを発揮した。トランスミッションは5速MTまたは4速ATのいずれかを選ぶことができた。車重は非常に軽く、約890kgしかなかった。これは、当時の高度な軽量構造技術によって可能となったものである。また、明るいプロジェクションヘッドライトを搭載した最初の車両の1つでもあった。

トヨタは日本の経済成長に合わせて、このような大胆なデザインを考えたが、残念ながら経済的な成功は長くは続かず、1996年にセラは生産終了となる。その短い生産期間でも、ビデオゲームに登場したりとしっかりと存在を残し、今日ではコレクターの車となっている。

オクタン編集部

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