アジアでの事業拡大を発表│シンガーが台湾でパートナーシップ締結

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空冷ポルシェ911のレストレーションで世界的に認められている、カリフォルニアに拠点を置くブランド シンガー・ヴィークル・デザインは2009年にカリフォルニアで設立された。ポルシェ911(964)の特徴的で情熱的なデザインを"Re-imagined"(再創造)し、現代においても快適な一台を生み出している。ちなみに、シンガーという名称は代表を務める英国人ロブ・ディキンソン自身がインディーズバンド「キャサリンホイール」のリードシンガーであったことに由来している。

彼らはポルシェを尊重するために、「シンガー」、「シンガー911」、「シンガーポルシェ911」、「ポルシェシンガー911」などポルシェ911以外のものとなり得る表現は禁止とするという信念も持っている。また、2017年にはスイスのジュネーヴで"Singer Reimagined"という名の時計会社を設立しており、その展開はシンガーグループ Inc.として発展し多岐にわたる。

そして、今回シンガーは新たにアジアでの事業拡大を発表した。グローバルパートナーとして、台北を拠点とするユンサンモーターズ(Yun San Motors)を迎え、アジアでのシンガーブランドがさらに広く展開されていく。


台湾のシンガー新規クライアントは、ユンサンモーターズの経験豊富なチームからの高レベルなカスタマーサポートに囲まれた居心地の良い環境で、シンガーのサービスについて学び、要望について話し合うことができるようになる。この発表はまた、台湾でのシンガー既存クライアントと新規クライアントが、信頼できる専門家によって提供される国内のサービスとメンテナンスについての情報を入手できることを意味する。



そして、この発表と同時にシンガーは"台湾コミッション"と名付けられた一台を公開した。エクステリアは、シルバーメタリックのボディにマット加工されたPORSCHEの文字があしらわれている。インテリアはオリーブグリーンを基調として、アラバスターステッチを合わせた。シートには軽量のカーボン製バケットシートが採用されている。このマシンの心臓部は、3.8リッター 自然吸気空冷水平対向6気筒エンジンである。これが5段トランスミッションと組み合わされている。また、シンガーの象徴であるボンネットのセンターに見られる給油口はもちろん備えている。



シンガーの創設者兼会長であるロブ・ディキンソンは、新しいネットワークの構築に熱心に取り組んでいる。「ポルシェ911は世界中で愛されており、シンガーがまだ初期段階だった頃、台湾向けの一台目をレストアしました。こうして次の一歩を踏み出せることは非常にエキサイティングです。アジア向けにも多くのシンガーを仕上げていくにつれ、私たちはシンガーの世話をしてくれる素晴らしいパートナーを必要としています。ユンサンモーターズが台湾の素晴らしいクライアントをサポートしてくれることをうれしく思います」

ユンサンモーターズのティモシー・チャン会長は、次のように述べている。「シンガーとカリフォルニアの精神を台湾に迎えることができてとてもうれしく思います。過去10年間、シンガーブランドの成長は目覚ましいものでした。シンガーのクライアントをサポートし、ブランドを構築し、これらの美しい車がここでさらに多く見られることを楽しみにしています」



シンガーグループのハイライト
•2009年 シンガー・ヴィークル・デザインの誕生-最初のポルシェ911がシンガーによって再創造された
•2014年 最初のAWDモデルレストアが完了
•2015年  最初のタルガモデルレストアが完了
•2017年 スイス・ジュネーヴでSinger Reimagined時計会社を設立
•2018年 グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでダイナミクスと軽量化を追求したSVDを発表
•2019年 ヨーロッパ市場向けのTUV認証を取得
•2020年 グローバルパートナーネットワークがドイツに拡大

オクタン日本版編集部

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