ランボルギーニのクラシックカー部門責任者に聞く|ポロストリコ最新事情

Lamborghini

ポロストリコの「ポロ」は「ハブ」という意味をもつ。全方位的なサービスを顧客に提供するために立ち上げられたクラシックカー専門部門である。ポロストリコを率いる人物に、旧知の仲であるジャーナリスト西川 淳が話を聞いた。(インタビューは2020年10月中旬に行われた)





ランボルギーニのクラシックモデル部門、「ポロストリコ」。指揮をとっているのはパオロ・ガブリエッリというナイスガイで、ビークル・ダイナミクスの元エンジニアでもあり、現在はサンタガータのグローバル・アフターセールスを統括するという要職に就いている。筆者はパオロがポロストリコを立ち上げた時、まだ専用のオフィスのなかった頃、からの知り合いだ。正式に部門が立ち上がって4年半。当初は当然ながら何もない状態だったけれども、専用のファクトリーが立ち上がり、カスタマーを迎え入れるオフィスも完成し、大きなクラシックモデルのアニバーサリーイベントを次々と開催できるまでになった。パオロの手腕であろう。新型コロナ禍で今年は結局、一度もパオロと会うことは叶わなかった。1999年から毎年(時には毎月のように)続けてきたサンタガータへの訪問自体できなかったのだから仕方ない。とはいえ、クラシックモデルのアニバーサリーイヤーはコロナに関係なくやってくる。最新のポロストリコ事情をパオロに直接、スカイプで聞いてみることにした。

文:西川 淳 Words: Jun NISHIKAWA

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