想像を絶する最悪の車たち!?アメリカ「コンクール・レモン」にやってきた古今東西の「ひどい車」をレポート

CONCOURS D’LEMONS

車に対してよく使われる表現のひとつである「レモン」。レモンは見た目や香りは良いが、食べてみると酸っぱいことや、切ってみないと中身がわからない、といった理由からか「欠陥車」や「ポンコツ」を意味する言葉として使われている。

毎年夏になると、アメリカ・カリフォルニア州モントレーでそんな「ポンコツ」のコンクールが開催されている。2021年8月にも、これでもかというほどの“最悪な車たち”が会場を埋め尽くした。

もちろん与えられる賞は「ベスト」ではなく「ワースト」。本年のWorst of Showの栄誉を見事獲得したのは、1958年フォルクスワーゲンの“Horse”、つまり“馬”。これはフォルクスワーゲンのディーラーが販売促進用にVWバグを改造したものだという。



運転は超スリリングだ。シートは鞍、ステアリングは頭絡(馬の頭に取り付ける馬具)で操作し、鐙(あぶみ)でブレーキをかける。コントロールは難しく、ウィリーが発生しやすいため、非常に危険だという。それを楽しいと思える猛者でなければ、とても乗ることはできない。この車両は会場で販売され、オーナーはその収益のすべてと「最悪賞」の副賞としてeBayモータースから贈られた700ドル分のeBayギフトカードを、癌の慈善団体へと寄付している。

このコンクールの自称「ヘッド・ガスケット」のアラン・ガルブレイスは「今回はこれまでの我々のイベントの中でも最大かつ最悪のショーです。車は本当にひどいものだらけですが、皆さんにとっては素晴らしい時間となるでしょう」と宣言した。

各カテゴリーの受賞者に贈られる副賞がバスケットいっぱいのグリオズ・ガレージのカーケア商品というのも大変実用的でありがたい。錆だらけの悲惨な車たちにとって、ケアはもっとも切実なものだからだ。





愛すべき最悪の「レモン」車の数々は、画像ギャラリーからご覧いただきたい。

オクタン日本版編集部

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