かつての栄光を取り戻せ!土に還る前に救いたい、アストンマーティンDBSシリーズ1

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1967年のアストンマーティンDBSの登場は、それまでのスタイルから脱却し、新しいアストンマーティンの姿を示すものとして大きな意味をもつものだった。DBSは、アストンマーティンのロードカーの美学を定義する、くっきりとした筋肉質なボディスタイルが特徴である。ボディラインを引いたのはウィリアム・タウンズで、初期には4.0リッター直列6気筒エンジンを搭載、1969年後半にフラッグシップとして5.3リッターのDBS V8が発表された。

現在コレクティング・カーズのオークションに出品されているこのロットは、アストンマーティンDBSの初期の「シリーズ1」。6気筒のオリジナルのボディシェルであろうことが、フロントの小さなエアダムおよび下部グリルの長方形の角で識別できる。



このシャシーナンバーDBS / 5183 / Rは右ハンドル車で、英国のマーケットに新車で出荷された。最初に登録されたのは1969年の大晦日であり、イギリスで数年を過ごしたあとは英国紳士が南フランスで使用していたことがわかっている。



1980年代のある時点で、フルレストアを行う目的で車は剥き出しの状態にされた。しかし、オーナーの体調不良により、思うようにレストアが進まなかったようだ。時間の経過とともに、さまざまなパーツが行方不明となった。V8エンジンに載せ替えようという意図があったのか、オリジナルの直6エンジンも廃棄されたと思われる。



最終的にこの車は、いつかはグッドウッドのようなヒストリックカーイベントでレースに参加できるようにレストアすることを目的として、新しいオーナーが購入してイギリスに持ち帰った。しかしこのオーナーは、レストア途中の別のDBSを所有しており、なおかつDB4のプロジェクトも控えているため、このDBSのボディシェルを他のエンスージアストに譲渡することを決意したという。

今回のロットは、基本的なシャシーとシェルに加えて、キャビンエリアにあるコンポーネントも含めて販売される。イギリスのログブックも備えており、もちろん現在有効なSORN申告がされており、行動を走らないことは申告済みの状態だ。





DBSのレストアを検討している熱心なアストンマーティンファンまたはプロの修復家にとって、このシェルは最適な素材かもしれない。かつての輝かしいグランドツアラーに戻る日が来ることを共に祈ろう。

詳細な写真は画像ギャラリーに多数掲載しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

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https://collectingcars.com/for-sale/1969-aston-martin-dbs-shell

オクタン日本版編集部

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