「本気で走らせるクラシックカーラリー」が10周年!「ACCR RALLY TOKYO 2022」開催

Alpine Classic Car Rally

2012年にスタートした「Alpine Classic Car Rally(ACCR)」は、1993年以前に製造されたクラシックカーによる、本格的なターマック・ラリー・イベント。海外で開催されるクラシックカーによる著名なスプリント・ラリー・イベントにも出場できるほどのスキルを身につけることも目的としており、「クラシックカーを本気で走らせるラリー」として高い評価を得ている。2019年/2020年(Central Rally)、2021年(FORUM8 Central Rally)では、クラシックカーラリーとして日本初となるJAF公認国内戦として認められているほど、本格的なイベントとして知られている。



そんなACCRは今年で10周年を迎え、5月27日(金)〜29日(日)に10周年記念となる大会『ACCR RALLY TOKYO 2022』が開催された。地方と都市をつなぐイベントとして、今年も東京赤坂アークヒルズのカラヤン広場をスタート&ゴールとし、1950年代から1992年までのクラシックカーが集結。渋川のサービスパークを中心に全長600kmを超えるコースを3日間にわたって「本気で走らせる」クラシックカーラリーが行われた。競技は、リエゾン区間(移動区間)、SS、ジムカーナ、ヒルクライムで構成されている。



このレースでは、WRCシリーズチャンピオン、FIA認定世界選手権でタイトルを獲得した日本人ドライバー・新井敏弘氏が大会会長を務め、ラリーにも参戦し、参加者のサポートもしているため、本格的なラリーでありながらも、安心感が非常に高いことも特徴のひとつである。

ゴールのアーク・カヤラン広場で開催された、クラシックカーに囲まれてのガラディナーは壮観。3日間を本気で走り切った相棒であるマシンとともに過ごすフィナーレは、何物にも代えがたいひとときであったに違いない。





日本の「本気で走る」クラシックカーラリーの先駆者であるACCR。これからも、ハイレベルなスキルを備えた参加者達が存分に堪能できるストイックな競技イベントとして、さらに発展していくことを期待したい。

オクタン日本版編集部

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