ダンヒル 2020年 SSコレクションビジュアルテーマは「オートモーティブ」

ダンヒルが2020年のSSコレクションビジュアルを公開した。そのテーマには、「オートモーティブ」が置かれる。

「ダンヒル”は単一ではなく、実に多様です」ダンヒルのクリエイティブ・ディレクターのマーク・ウェストンはこう話し、次のように続けた。「ダンヒル紳士が大勢いるのと同様、ダンヒルは一つにとらわれません。このファッションブランドの歴史は変化に富んでおり、それはよく知られたことです。アルフレッド・ダンヒル自身が変化と革新の人物であり、多機能で意味のあるものを生み出しました。何よりも、彼は常に前を向いていました。その姿勢こそが、私たちを駆り立てているのです」

ダンヒルの多様な本質は、これらの物語を探求するブランドが展開する一連の多様な広告キャンペーンの骨組みとなる。「オートモーティブ」は、2020年 SSキャンペーンの最新作であり、アルフレッド・ダンヒルにとっての決定的な発見に着目しているものだ。その発見とは、彼のブランド本質そのものを変えたもの、つまり自動車なのだ。



メイフェアのバークレースクエアにある駐車場には、車カバーの下から一部が覗くクラシックカーが置かれている。2020年 SSコレクションはそれを背景に、多様なモデルによって提示されている。それらの自動車は、ダンヒルの服を着用する若い男性と同様に大事なモデルであり、衣服と自動車の双方にとって、厳密なデザインは重要な要素なのだ。

ここでは、ジャック・ウェッブがシルエットの流麗なセレクションをカメラに収め、技術的かつ現代的であるダンヒルの上品な本質を探求した。柔らかいファブリケーション、ゆったりしたラップ式の仕立て、英国式裁断の古典主義、ボリュームを志向する日本風のアプローチ、そしてスポーツウェアのカジュアル感が特徴。その比類なき革製品を含め、ダンヒルはメンズウェアの数多くのコードを称揚し理解するブランドとして描かれている。



「オートモーティブ」では、スタイルと実体の両方が称賛されているが、それはダンヒルの世界観に共通するもの。「それは、センスの高度化にまつわるものであり、適切なものでなければなりません」と、マーク・ウェストンは語った。

「ダンヒルにとって、それは一定の水準に達しており、ブランドのレガシーにふさわしいものでなければなりません。バランス、ファブリケーション、配慮といったすべてのものが、高水準に達していなければなりません。実用性と気品が組み合わさっている必要があるのです。そのことは、ダンヒルにとって非常に重要です」


クリエイティブ・ディレクション:マーク・ウェストン
クリエイティブ・コンサルタント:エリオット・スメドレー
カメラマン:ジャック・ウェッブ
モデル:カディム・ソック(Premier)、ヤング・ハオ(Elite)、フェリックス・プラビッツ(Rebel Management)
グルーミング:マット・マルホール
フィルム:ジャン・ブロブニク
アート・ディレクション:ピーター・エインズワース

オクタン日本版編集部

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