【2020年新作】ミニッツリピーターを搭載したロジェ デュブイのユニークピース

ロジェ デュブイより、クリエイティブな感性を体現したユニークなタイムピースとしてエクスカリバー ディアボルス イン マッキナがリリースされた。本モデルはロジェデュブイが既存の約束事に全くとらわれず、最先端技術を用いながら生み出した特別なプロダクト。それはこの大胆なデザインからも感じ取れるだろう。完璧なマニュファクチュアール製造、そしてジュネーブ・シールの保証を保持しながら、美しいデザインを兼ね備えたこのモデルは、機能性も美しさも同時に楽しむことができるプロダクトだ。


 
特に注目したいのは、搭載されたミニッツリピーター。「ミニッツリピーター」とは、ご存知の通り、時刻をチャイムでお知らせする機能。そもそもこの機能というのは、照明などが容易く扱えなかった時代に“暗闇でも時刻が確認できるように”と、当時の知恵と技術を集結して作られた高度な技術を要する機能だった。スーマートフォンひとつあれば暗闇だろうと”今が何時か”すぐに確認できる現代では想像も難しいが、重宝した機能であっただろう。そんなミニッツリピーターに、今回は3つの機能が備わっているという。


 
まず一つ目の機能は、ボタンを押すことによりソヌリを鳴らすことができるのだが、11時位置のローマ数字に巧妙に紛れ込ませたHours Quarters et Minutesと記載されたこのディスクに注目してほしい。ミニッツリピーターのコマンドがオンになると同時に回り始め、鳴っているソヌリの意味をビジュアルでも表示してくれる機能が加わった。音だけでなく目でも楽しむことができるようになったのだ。なんとこれを実現するために、ミニッツリピーターの鼓動システムを追加し、この二つ目の視覚表示のためにソヌリが鳴る前に時を探知するようにしたのだという。ちなみにチャイムの音は、高音が時を、低音が分を、高音と低音の組み合わせがクォーター(15分)を知らせてくれる。

二つ目の機能は3時と4時の間にあるインジケーターで、レバーによりウォッチが今「手巻き」か「時刻合わせ」のどちらのポジションにあるのかを知らせるもの。ミニッツリピーターが鳴っている間にウォッチを合わせるとムーブメントを損傷することがあるため、目でポジションを見ることができるのはとても重要なことだ。

そして最後に、時計を使いやすくするための「オールオアナッシング」機能。これはプッシュボタンが完全に押し込まれていなければミニッツリピーターが鳴らないという安全機能だ。これにより不要にメカニズムが作動しないよう、また不完全なソヌリが鳴ることを避けるための機能が備わったので、より安心して身に付けることができそうだ。
 
また、美しいのは音色だけでなく、これらの精巧なムーブメントも同様だ。爽やかなブルーカラーと合わせて、見た目も華やかに、手元を飾ってくれるだろう。
 

ロジェ・デュブイ エクスカリバー ディアボルス イン マッキナ
Cal.RD0107/自動巻き/パワーリザーブ約60時間/2万1600振動/時/CarTech Micro-Melt BioDur CCM™️/ケース直径45mm、厚さ 16.8mm/3気圧防水/

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