「労働者階級の家庭で育ちました」世界屈指のポルシェ・コレクターが語る過去と現在

Porsche AG

ファッションブランドを持ちながら、世界的なポルシェコレクターでもあるマグナス・ウォーカーに『Octane』が話を聞いた。

ちょうど、インスタグラムに投稿した912のシャシー譲渡についての情報に対応しているところでした。無料でシャシーをあげる、というものなのですが、"車には何が付いてくるの?"というメッセージばかり受け取っていますよ。

ポルシェのカスタマイズは行いますが、すべてのポルシェをカスタムしているわけではありません。1964年の911をカスタムするほど愚かではないです。コレクションにある初期のターボなども然りです。私のゴールは、これまでポルシェが生み出したすべてのモデルを所有することです。ポルシェのバッヂがあれば、エンジンはフロントであってもリアであっても構わないです。



私はずっとポルシェが大好きでした。1970年代に子供だった人であれば、ポルシェ・ターボ、ランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ 512 BB、どれかのポスターを飾っていたことでしょう。それで、私はポルシェ愛に火をつけるきっかけとなった、ポルシェ930ターボのポスターを飾っていたというわけです。

イギリス・シェフィールドの労働者階級の家庭に生まれたので、家にポルシェがあるということは決してありませんでした。ポルシェを持っている人すら知りませんでしたよ。しかし、モータースポーツはよく観ていたので、ポルシェは知っていたのです。

私は自分のことを"ストリートスマート"と呼んでいます。なぜなら、15歳で退学しているためです。何をしようか考え、ファッションブランドを立ち上げました。ファッションブランドとポルシェは、どちらもそれぞれのスタイルを持っているという点において似ています。何かをするにあたって、他人がどう思うか気にしたことはありません。あくまでも、自分のためにものを作っています。売りたい、というわけでもないのです。



ちゃんとした仕事をしたこともありません。35年間、この長い髪のままです。普段なにしているか答えることも難しいですが、7時に起きてコーヒーショップでブラックのアメリカ―ノを頼み、近所の公園でそれを飲みながらメールをチェックして、一日何をしようか考えています。今日は12時30分にベジタリアンレストランに行きます。ベジタリアンではないですがピザやサラダがあるので。食事にはあまり時間をかけないようにしていますが、1日の最後には、バーに行って太陽が落ちていくのを見るのが好きです。



また、お気に入りのドライブルートは、海や山が美しいアンジェルス クレスト ハイウェイです。とにもかくにも、こうして自分のことを話すことで、人生は毎日が冒険で、バラエティに富んでいるものだと伝えたいです。一日の予定をちゃんと立てないで動いている自分は、ジプシーか孤独なオオカミの気分ですよ。

オクタン日本版編集部

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