祝25周年！パガーニアウトモビリが25周年記念式典をモデナで開催

パガーニ・アウトモビリ社は、6月16日から18日にかけてモデナの中心地、ローマ広場で開催される創立25周年記念イベントの全スケジュールを発表した。このイベントでは、ドゥカーレ宮殿にて25台のパガーニが誇るハイパーカーが展示される予定だ。展示されるモデルにはそれぞれ歴史があり、1998年にモーターバレーの中心で始まった旅を表現している。



人々のコミュニティ

オラチオ・パガーニは、世界で最も美しいハイパーカーを夢見て製造しただけでなく、会社を創造的な人々のコミュニティになるようなアトリエに変え、手と思考を統合し、美を極めるために機械工学の複雑さに立ち向かう場とした。パガーニ・アウトモビリにとって、25周年を祝うことは、何よりもまず、このプロジェクトを最初から信じてくれた人々、すなわちクライアント、社員、協賛者、そして世界中の多くのエンスージアストに感謝することである。日々、思考、ジェスチャー、言葉を、より大きく、創造的で、常にユニークな特徴的デザインに変換することを可能にしているのは、まさにこの「パガーニファミリー」なのだ。パガーニのオーナーになるということは、単なる車の所有ではなく、ドライビングの感動を体験し、経験を交換し続けることなのである。



「25年-25台のハイパーカー」エキシビション

3日間のイベント期間中、ローマ広場、モデナ陸軍士官学校のあるドゥカーレ宮殿の目の前に設置される「25 years - 25 Hypercars」展を鑑賞することができる。この展覧会の目玉は、パガーニ・アウトモビリの3つのアイコンである1999年のC8プロジェクト（ゾンダ）から始まり、2011年のC9プロジェクト（ウアイラ）、そして昨年のC10プロジェクト（ユートピア）で3作目を迎えた旅のマイルストーンを象徴するモデルたちだ。ブランドの歴史を形作ってきたモデルとして展示される車は以下の通りだ。

ゾンダ "ラ・ノンナ"、ゾンダS、ゾンダSロードスター、ゾンダF、ゾンダFロードスター、ゾンダチンクエ、ゾンダR、ゾンダチンクエロードスター、ゾンダトリコロール、ゾンダレボルシオン ゾンダ760、ゾンダHPバルケッタ、ゾンダレヴォバルケッタ、ウアイラBC、ウアイラロードスター、ウアイラロードスターBC、パガーニイモラ、ウアイラトリコローレ、ウアイラR、ウアイラ コーダルンガ



マリオ・ビオンディ氏のコンサートとラジオ・モンテカルロの音楽

パガーニと音楽、それは切っても切れない関係だ。交響曲「ユートピア」の感動的なサウンドに続いて、パガーニの創立記念日を祝うために使われたのは、ジャズ音楽だ。リズムと即興で構成される魅力的な音楽ジャンルのひとつであるジャズは、常に技術と表現の自由を融合させてきた企業の歴史を特徴づけている。新曲のタイトルは「ハート・ハンド・パッション」。イタリアのアーティスト、マリオ・ビオンディが作曲し、作曲家のリカルド・ロッシーニがアレンジしたジャズソングで、若きオラチオ・パガーニがピアノで演奏した13トラックのトランスクリプションが編集されている。6月16日の夜、この曲はニック・ザ・ナイトフライによって初演され、ミラノ音楽院の若手ミュージシャン達からなるヴェルディ・ジャズ・オーケストラによって演奏される予定だ。そして午後10時からは、洗練されたソングライターであり作曲家でもあるマリオ・ビオンディが、フリーコンサートでこの日を締めくくる。3日間のエキシビションは、イベントのオフィシャルラジオであるラジオ・モンテカルロによって、映像化される予定だ。



ビデオマッピングショー

6月16日の21時45分、17日と18日の22時から、ドゥカーレ宮殿の外観が、マッピングショーとアニバーサリーを祝うために作られたビデオで生き生きと蘇る。



イベント期間中、パガーニ・ストアでは、25周年記念の新コレクションのアパレルやアクセサリーも購入可能だ。