新型センチュリーが日本相撲協会のパレードカーに！屋根のないセンチュリーは優勝力士にも負けず劣らずな存在感

Octane Japan 編集部｜ 2024.01.22

Toyota

トヨタ自動車株式会社は、2023年1月13日（土）に両国国技館で、新パレードカー新型センチュリーをお披露目した。2025年の大相撲100周年を記念して製作された本車両は、日本相撲協会が使用し、優勝力士パレードのパレードカーを務める。

本初場所から新しくパレードカーを務める新型センチュリーを初めて目にした芝田山親方は、自身が優勝した時に杉並の部屋にパレードカーで帰還した思い出は今でも忘れることができないと振り返るとともに「優勝力士の存在感にふさわしい車。もう一回廻しを締めたいくらいですよ」と感想を述べた。

クラウンのパレードカーを用意していたという豊田章男会長は、大相撲ファン感謝祭での宮城野親方からの「トヨタの最高の車、センチュリーがいい」という一言が新型センチュリーでパレードカーを作るきっかけになったと話す。

新パレードカーの製作構想から関わっていた宮城野親方は、「もう乗れないのが残念」と完成した新パレードカーと初対面した喜びを表現しながら「相撲という伝統文化とトヨタの誇る日本を代表するショーファーカー、センチュリーとともに世界へ羽ばたきたい」と意気込みをのぞかせた。

センチュリーはひとりひとりの希望に合った、世界に一台の車を提供する日本を代表するショーファーカーだ。本車両の制作にあたっては、ハッチバック車からいかにオープンカーにするかデザイン面でのチャレンジもありながら、後方に力士が2名乗車することを考慮し、後輪部分が沈みこまないように調整を重ねたといい、「相撲という国技に新たな物語を作っていく新しいセンチュリーとなっていきたい」と豊田章男会長も語った。

最後に芝田山親方は「土俵上で最高の攻防をした15日間戦い抜いた力士に乗ってほしい」と語った。

新パレードカーの新型センチュリーは、1月28日初場所千秋楽にデビューする。

オクタン日本版編集部

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