ミハエル・シューマッハのコレクションが多数オークションに出品!

Neil Fraser ©2024 Courtesy of RM Sotheby's

「シューマッハ&F1レジェンズコレクション」が8月28日から9月4日にかけてRMサザビーズにて開催された。このコレクションは、主にミハエル・シューマッハに関するメモラビリアやアクセサリーで構成されており、非常に貴重な品々が揃った。特に、2010年にメルセデス・ベンツでのF1復帰時にシューマッハが着用したレースヘルメットや、スクーデリア・フェラーリのカラーリングが施されたスクーターなど、ユニークなアイテムが多数出品された。

また、フェルナンド・アロンソ、ジャン・トッド、ジャンカルロ・フィジケラなどのサイン入りメモラビリアも含まれており、例えば2004年のイモラグランプリでフェルナンド・アロンソが4位に入賞した際に使用したアライのF1ヘルメットなども出品された。

特に注目すべきアイテムは、「1997年ミハエル・シューマッハ スクーデリア・フェラーリ F1 OMPノーメックスサイン入りレーシングスーツ」で、シューマッハ本人のサイン入りという非常に貴重なもので、26,400ユーロ(約417万円)で落札された。また、シューマッハが2001年のF1世界選手権優勝シーズンに使用した「2001年ミハエル・シューマッハ スクーデリア・フェラーリ F1 シューベルトサイン入りヘルメット」も要注目だ。特に、ハンガリーグランプリとスペイングランプリ(バルセロナ)でポールポジションから優勝を果たした際に使用されており、歴史的価値が非常に高いアイテムである。このヘルメットはノーリザーブで出品され、落札価格は126,000ユーロ(約1990万円)となっている。

また、他にも興味深いアイテムとして、「2005年ロンシン LX110ST サイン入り四輪バギー」が挙げられる。この四輪バギーには、シューマッハがキャリアの絶頂期に使用したことを証明する写真やペイントブラシ、ペイント缶が付属しており、3,480ユーロ(約55万円)で落札された。

フェラーリ関連のアイテムとしては、2001年から2006年にかけてシューマッハが様々なグランプリで使用したOMPレーシングスーツが5着出品された。また、サイン入りのシューベルトレプリカヘルメットも5つ出品され、こちらも2001年から2006年にかけてのモデルが揃った。このオークションに出品された多くのアイテムが非常に希少で、市場に出回ることはほとんどないため、赤い皇帝シューマッハのファンは必見のオークションだったと言えるだろう。

オクタン日本版編集部

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