安価に手に入る│消耗部品交換の賢い選択「ジェネリックパーツ」

シトロエンが力を入れている「第2純正」とでも呼ぶべき補修用パーツがこのジェネリックパーツ。メーカー自身が生産を管理、純正とほぼ同等品質ながら25~30%ほど安価に提供できるという。

今、シトロエンが力を入れている事業のひとつに「ジェネリックパーツ」というのがある。それはジェネリック医薬品と同義の、いわゆる「安価なOEMパーツ」のことなのか?「正確に言うと、それはちょっと違います」
 
そう語るのはプジョー・シトロエン・ジャポンのパーツ・グループマネージャー、松井 進さんだ。松井さんによれば、シトロエンのジェネリックパーツとは俗にいうOEMパーツのことではなく、「第2純正」とでも呼ぶべきちょっと特殊な存在。プジョー・シトロエン自身が生産管理を行っている、純正とほぼ同等品質の、しかし純正より25~30%ほど安価に提供できる補修用パーツのことだ。

「PSA本社ではこれに『EUROREPAR(ユーロレパー)』というブランド名を付けて、自社モデル用だけでなく、他社さんの車用のEUROREPAR製品も数多く作って欧州で販売しているくらいです。EUROREPAR は『補修用部品として"一つのブランド"になることを目指している』とお考えください」
 
なるほど。ただしいきなり「EUROREPAR」と日本でぶち上げてもなかなか認知してもらえないため、まずはわかりやすい「ジェネリック」という表現を使用したということだ。
 
現在、シトロエンの部品用WEBカタログでは純正パーツとジェネリックパーツの双方が併記され、ユーザーの意向や予算感に応じて「好きなほう」を選ぶことができる。ジェネリックパーツ(EUROREPAR)がカバーしている範囲は「消耗部品はほぼすべて(松井さん)」とのことで、日本市場で特に人気が高いのはブレーキパッドとローター、タイミングベルト+ウォーターポンプあたりだという。希望する部位のジェネリックパーツが日本国内には在庫なしという場合でも、本国にオーダーすれば2週間程度で到着する。そして国内在庫がある場合は当日または翌日出荷だ。

「5年落ちから10年落ちぐらいのシトロエンにお乗りの方は、適材適所の感覚で上手にジェネリックパーツをご活用いただき、そして末永く正規販売店のメンテナンスをお受けいただければ幸いですね」
 
そう語る松井さん。ゆくゆくは、欧州ではすでに広く販売されている「EUROREPARのタイヤ」も日本に導入したいそうだ。

文:谷津正行 Words:Masayuki TANITSU

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