100台以上のアストンマーティンが集まる?│ロンドン郊外の宮殿で開催されるコンクール

Concours of elegance, Octane Japan

年に一度、ロンドン郊外のハンプトンコート宮殿にて開催されるクラシックカーの祭典、コンクール・オブ・エレガンス。戦前モデルから最新のコンセプトカーまでもが大きな噴水がある宮殿へと集まるのだ。

そして2019年度は、アストンマーティンファンにとっては特に嬉しい展示が行われる。アストンマーティンがル・マン出場のために作ったライトウェイトの1932年 LM9や、V8ヴァンテージ x-pack、アストンマーティンワークスでフルレストアされ蘇ったDB5などが勢揃いする。

LM9は、空力を意識したデザインでありながら、マグネシウムやアルミニウム合金を使用した時代の最先端をいくワークスカーであった。 1933年のル・マンでは総合5位、クラス優勝を獲得するという歴史の1ページを刻んでいる。



DB2の4シータータイプ、1956年 DB2/4 マークⅡ サルーンは今でもスポーツカーとして充分なパワーを持ち合わせている。インターナショナルアルペンラリーではクラス2位に輝いた1台だ。

2台のDB5も姿を現すが、そのうち1台は珍しいコンバーチブル。もう1台のDB5が、アストンマーティンのファクトリーではじめてプロジェクトとしてレストアされたDB5である。ケンジントンシルバーの1985年 V8ヴァンテージも注目に値する1台だ。アップグレードバージョンのX Packを備えたもので、同様のタイプは131台のみ製造された。 



コンクールのダイレクターを務めるアンドリュー・エヴァンスは、「アストンマーティンのファンにとって、2019年のコンクール・オブ・エレガンスは見逃せないイベントとなること間違いないでしょう。ザガートが手がけたアストンマーティンやワンオフのアストンマーティンなどすべてが一挙に揃うのは世界初です。アストンマーティン・クラブのメンバーもコンクールに訪れるので、100台以上のアストンマーティンが集まるでしょう」とコメント。



ハンプトンコート宮殿 コンクール・オブ・エレガンスは9月6日~8日まで開催される。

オクタン日本版編集部

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