「素材」「つくり」「デザイン」を柱とし、一生ものの家具を展開しているオーダー家具のAREA。このたびついに念願の海外へ出店することが決定した。出店の地に決めたのは、フランス パリ市内の中心地“ユニヴェルシテ通り”。ルーブル美術館にもほど近いギャラリー街に位置するため、地元の方から世界中の観光客の目にもとまる好立地。日本の伝統的な技術や考え方を用いて生み出された家具たちがこの場所で販売される。
AREAを展開する株式会社CROWN代表 野田氏は「2006年ほどから海外での進出というのは念頭において活動をしていたので、このオープンを大変嬉しく思っています。先になりますが、次はニューヨークへの出店も検討していきたい。」とコメント。合わせて、パリで販売されるコレクションの第一弾もお披露目された。その一位部をご紹介しよう。
日本らしさ、を見せたいと考えたとき、思いついたという赤べこ。つい先日設営が完了したというパリ支店でも展示しているそうだが、大好評だという。
BRAHAM(天板:ブラックウォールナット無垢材・ウレタン仕上/脚:ブラックウォールナット無垢材・真鍮・オイル仕上げ/W2340×D690-970×H730mm)
大きな一枚板を使用したテーブル。きれいに整えすぎるのではなく、大木の傷やひび割れは、あえてそのまま活かされている。
A-10(ブラックウォールナット無垢材・オーク無垢材ウレタン仕上/w480×D525×H857/Sh420mm)
ウィンザーチェアを日本式に解釈したらどうなるかを具現化したのがこちらのA-10。直線を使用したデザインで、鳥居をモチーフにしている。
左:老梅図(淡縁/和紙/W5100×H2000mm)
パーテーションの役割もあるが、1点ずつ書き下ろされるという貴重な作品。生きている世界と死んだ後の世界の間に横たわる幽玄の世界が描かれている。
右:雪見(本体:ホワイトアッシュ突板・ウレタン仕上/脚:鉄/障子:ホワイトアッシュ無垢材・和紙/W950×D360×H1430mm)
こたつや部屋のなかからそっと外の様子を覗く、雪見障子からインスパイアされた、日本ならではの感性を表現した斬新なプロダクト。
AREA Tokyo パリ支店
住所:16 Rue des Saints-Pères, 75007 Paris FRANCE
オープン:2019年11月18日(月)を予定
電話:+33(0)1 40 13 04 81
メール:paris@area-japan.co.jp
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