最高時速350km!カウンタックを彷彿させるデザイン│ランボルギーニが新モデルを発表

Lamborghini

アウトモビリ・ランボルギーニは、ハイブリッド・スーパースポーツカーであるシアン・ロードスターを発表した。

公開された一台には、ブル ウラヌスが採用されているが、チェントロ・スティーレとアド・ペルソナムが連携し、各オーナーの好みに合わせたカラーとカスタムで完全にカスタマイズされている。ホイールはランボルギーニがEV化をイメージしたという、オロ エレクトラム(エレクトリックゴールド)を採用。ボディカラーに合わせたインテリアは、ホワイトに施されたブル グローコのディテールと、オロ エレクトラムのアルミ製エアベントの組み合わせが、エレガントな雰囲気を掻き立てる。3Dプリントで生産される新デザインのエアベントは、オーナーのイニシャルを入れてカスタマイズすることもできるという。



シアン・ロードスターは、クーペの近未来的なデザインを前面に見せながら、オープンエアのキャビンで真のロードスターらしいピュアさも兼ね揃えている 。上から見ると、初代カウンタ ックの特徴的なペリスコープを彷彿させるラインが、コクピットからリアへと斜めに走り、ドライバーと助手席の後方のエアストリーマーに達する。大胆で力強いリアには、カウンタックに着想を得た6個のテールライトを含め、ランボルギーニらしい六角形のデザインが随所に織り込まれている。輪郭の一部を成すリアウィングは走行時にのみ浮き上がり、更なるパフォーマンスの強化につながっている。



6.5リッター V12 エンジンに、リチウムイオンバッテリーの10倍の容量を誇る世界初の技術であるスーパーキャパシタと48V エレクトリックモーターのハイブリッドシステムが組み合わさり、最高出力は819hpを発揮。1-100km/h加速は2.9秒、最高速度は350km/hにも達する。ギアボックスに組み込まれた出力34hpのエレクトリックモーターは、バックやパーキングなどの低速操作も電力でサポートすることができるという。



アウトモビリ・ランボルギーニ CEO ステファノ・ドメニカリは、「シアン・ロードスターにはランボルギーニのDNAが詰まっています。息をのむデザインと高度な性能のみならず、未来のテクノロジーも体現しています。シアンの革新的なハイブリッド・パワートレインは、ランボルギーニのスーパースポーツカーの将来的な方向性を先導し、オープントップのシアン・ロードスターは、EV化を求める時代に合って、究極のライフスタイルを追求したいというランボルギーニの思いを改めて主張しています」とコメントした。

オクタン日本版編集部

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