ふたつの「カレラ」|ポルシェとタグ・ホイヤーの共通点

Porsche AG

ポルシェとタグ・ホイヤー両社の戦略的パートナーシップ締結が発表されたことに伴い、日本でもタグ・ホイヤー ジェネラルマネージャー 向井透氏とポルシェジャパン 執行役員 マーケティング&CRM部長 前田謙一郎氏が登壇するオンライン発表会が開催された。



両ブランドにとってアイコニックなワードである「カレラ」。共通する理念としてタグ・ホイヤーから挙げられたのは「プレッシャーに負けるな」「一瞬一瞬の選択で人生は決まる」それはモータースポーツも同じで、心のあり方が鍵になるのだ、と。

モータースポーツに賭ける情熱はポルシェも同様で、由来となるカレラ・パナメリカーナでの550スパイダーの活躍をはじめとして、「カレラ」はブランドにとって欠かすことのできないキーワードとなっている。

このように歴史や価値観を共有する両社はこれまでにも近い関係にあった。たとえば、ポルシェジャパンの前田執行役員が大好きだと語った『栄光のル・マン』。この中でスティーブ・マックイーンが着るレーシングスーツにはホイヤーのロゴが付けられ、彼の運転する車はポルシェ917だったことは有名だ。1999年に両社の関係はさらに強固なものとなり、ポルシェカレラカップおよびスーパーカップ、その後は世界耐久選手権と続いていく。タグ・ホイヤーは、フォーミュラE世界選手権の共同創始者として、スリリングなワンシーターの電気自動車の認知度を上げるべく尽力し、 ポルシェは、2019年にタグ・ホイヤーをタイトル&タイミングパートナーとして共にフォーミュラEチームを結成し、さらに強力で広範なコラボレーションがスタートしている。



2シーズン目を迎えたタグ・ホイヤーポルシェフォーミュラEチームは、アンドレ・ロッテラーとパスカル・ウェーレインがポルシェのフル電動レーシングカー「99Xエレクトリック」を駆り、タイトル獲得を目指す。耐久レースにおいても、ポルシェGTチームはタグ・ホイヤーとともに来たるFIA世界耐久選手権(WEC)に向けて準備を進めている。さらに、ポルシェカレラカップの中からポルシェカレラカップジャパンを含む10シリーズでもパートナーシップの締結が予定されているなど、モータースポーツにおいて両社の関係は非常に強固なものである。

日本においても、両社の「野心」「スピード」「卓越した精神」といった理念を共有しながら、今後もともにイベントやサービスをカスタマーに届けて行く予定だという。車も時計も「金庫やガレージにしまい込んで楽しむものではなく、使って、試して、楽しむものだと思います」というタグ・ホイヤー 向井ジェネラルマネージャーの言葉が非常に印象的だった。

文:オクタン日本版編集部

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