「シトロエンってどこの国のクルマ…?」そんな女性にこそ知ってもらいたい、シトロエンの「心地よさ」

Octane Japan



そこで「車に詳しくないママ友」たちがファミリーカーに求めるもの、言い換えればそれぞれが考える快適性・心地よさについてもアンケートをし、コメントが多かった7項目についてシトロエンがその希望を満たすかどうか?をあらためて検証してみた。実際に乗ってみたのは、多目的に使えるベルランゴ(ベースグレードのFEEL)と、快適性が人気のC5エアクロスSUV(ガソリンモデル)の2モデル。パパの皆さんにとっても、家族の「心地よさ」を満たすファミリーカー選びの参考になれば幸いである。

ベルランゴ(ベースグレードのFEEL)

C5エアクロスSUV(ガソリンモデル)

検証1:荷室容量と乗車定員
サーフィンやキャンプ、トレッキング、スキーなど、家族の人数分の遊び道具をたくさん積みたい。犬も一緒に出かけたい。そんな要望がダントツで一番多く寄せられた。

荷物がたくさん載るか。シートアレンジは
ベルランゴの荷室は5人乗車時で約597L、シートをアレンジすれば最大2126Lの大容量だ。今回、参考までに45×76×22cmのスーツケースを持参して載せてみたところ、リアシートをたたまない状態でご覧のように余裕たっぷり。助手席まで倒せば約2.7mの長尺物も入れられるので、サーフボード、キャンプ用品、自転車など趣味に合ったものを容量を気にせず好きなだけ積むことができる。


C5エアクロスSUVは通常のシート位置で580L、リアシートをいちばん前までスライドさせれば670L、さらにリアシートをすべてたためば1630Lもの荷室スペースが出現する。ハンズフリーの電動テールゲートは、荷物で手がふさがっているときでも足を動かせばゲートが開くためとても便利だ。


荷物の出し入れがしやすいか
ベビーカーや車椅子など、それぞれのライフステージによって日常的に積み込むものは様々だ。ベルランゴの荷室開口部は広く低いため、荷物の出し入れがしやすく好印象。


対してC5エアクロスSUVはやや腰高で、スーツケースなどを入れる際には「よいしょ」と持ち上げる必要がある。重い荷物でなければ、かがむ必要がないと考えればこのぐらいの高さのほうが好ましいと思う人もいるだろう。


テールゲートを全開にするのは場所を取りそうで…
ベルランゴには後ろのガラス部分だけを開けられるリアオープニングガラスハッチが装備されている。テールゲートを開けずにラゲッジスペースにアクセスできるため、ちょっと荷物を出し入れしたいときに便利だ。


車中泊したい
長距離の帰省時に途中のサービスエリアで仮眠をとりたい、キャンプの時にはテントもいいけど車中でも寝てみたい。そんな希望もベルランゴなら前述の通り、助手席を倒せば2.7mのスペースが確保できるため、男性でも足を伸ばして寝ることができる。

後席もリクライニングできるといいな
C5エアクロスSUVの後席は3つのシートが独立していて、それぞれにリクライニング機能が付いている。道中、子どもが寝てしまったときに少し倒してあげることができるのは、ママにとってはありがたい機能だ。

ベルランゴはグレードにより後席の仕様が異なる。今回試乗したベースグレード「FEEL」の後席は2:1の分割式、ひとつ上の中核グレード「SHINE」はC5エアクロスSUV同様の3座独立式だが、背もたれの角度は固定式となっている。

いざというとき7人乗れる?
ベルランゴ、C5エアクロスSUVともに乗車定員は5名。残念ながら両モデルともこの要望には応えられていない。

しかし興味深い話もある。最近ベルランゴが話題になりショールームを訪れたカスタマーの中で、当初のお目当てではなかったはずの既存モデル、グランドC4スペースツアラーを購入する人が増えているのだそうだ。こちらは7人乗り(ただしスライドドアではない)。同じカテゴリーの車両のようでありながら、それぞれの個性が立っていることで、競合もしないのだという。
あらためて注目が集まっているという7人乗りのグランドC4スペースツアラー。

グランドC4スペースツアラーの3列目シート。

検証2:スライドドアか否か
続いては、スライドドアの要望。たしかに小さな子どもがいると、駐車場で隣の車に傷をつけないか、ドアの開け閉めにはヒヤヒヤする瞬間がある。

ベルランゴにはスライドドアが装備されている。手動である点と、コツをつかむまでは閉める際に重く感じる点が少々残念。「この重さ、本国フランスのママたちは、どれだけ力持ちなの?」と一瞬驚いたのは事実だが、コツをつかめば大丈夫。


文・写真:オクタン日本版編集部

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