まるで空飛ぶベントレー!? マリナーデザインとフレックスジェット社によって制作された、特別なビスポーク航空機

Bentley

ベントレーを10年以上愛用しており、ベントレー社との付き合いも長いフレックスジェット社のオーナーであるケン・リッチ氏。今までにベントレーと共同で製作した自身の車が何台もあることから、そのようなビスポークの仕組みを自身の職域である航空業界にも活かせないものか?と、考えるようになったという。

そしてマリナー社のデザインチームに声をかけたリッチ氏は、共同で「バカラル・プロジェクト」を開始。現代のベントレーの中で最も希少な2ドアの一つであり、彼自身が所有する“ベントレーバカラル”にインスピレーションを得た2機の新しい航空機を制作した。

樹齢5000年の再生リバーウッドが使用されたバカラルのパネルに合わせて、両機のパネルにも同種の木材が使用されている。

この度バカラル仕様となったのは、特別仕様のガルフストリームG650プライベートジェットとシコルスキーS-76ヘリコプターの2機。その外見の雰囲気はもちろん、機内に乗り込むと更にそのこだわりと細やかなマリナーの手仕事を確認することができる。

リネンとベルーガのレザーで縁取られコッパーヘッド型とバスケット織りのステッチが施された、コーチビルドのバカラルのシートからインスパイアを受けて制作されたインテリア。



このコラボレーションを通して生まれた2機のマリナー航空機。美しい仕上がりに、リッチ氏も大満足であるに違いない。今後のマリナーのコラボレーション先も気になるところである。

オクタン日本版編集部

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