ポルシェ初の市販車EV タイカンが遂にワールドプレミア

Porsche

ポルシェ初となるEV “タイカン”が、遂に正式発表された。

「タイカンはポルシェのヘリテージと未来をつなぐリンクです。70年に渡り、人々を魅了し続けてきたブランドとしての成功を象徴するものです」とポルシェAG代表のオリバー・ブルームはコメント。

今回、発表されたのはターボSとターボの2モデル。もちろん、搭載しているのはモーターであるため(フロントとリアに各1個ずつ)、これまでのポルシェ"ターボ"モデルとは異なる。ターボSモデルではブースト使用時で最高出力が761hpとなり、ターボモデルでは680hpと公表されている。一度のフル充電で航続可能な距離は、ターボSで412km、ターボで450kmとなっている。年内に4WDモデル、2020年にはクロスツーリスモなどが加わる予定。



線状のテールランプは新型911を彷彿とさせ、ポルシェの1台であることが見て取れる。また、特徴のひとつでもあるPORSCHEのロゴにはブルーが採用され、近未来的な雰囲気が演出されている。



コクピットは新しい時代を表現するもので、インターフェースはすべてタイカンのために新しくデザインされた。タイカンには必要のないスイッチなどはすべて排除され、代わりに音声コントロールシステムなどが搭載されている。環境に配慮した開発と製作が行われ、インテリアにレザーが使われないのはタイカンが初となる。これは、エレクトリックカーならではの“持続可能性”を象徴しているものだ。



既に受注の準備はできているとのことで、デリバリーは今年終盤を予定している。価格はターボSが18万7610ドル(約1988万円)、ターボが15万3310ドル(約1625万円)。

オクタン日本版編集部

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