「101年目のシトロエン試乗記 その3」若者や女性にもすすめたい!実用性抜群のコンパクトSUVの魅力

近年、「若者の車離れ」というワードをよく耳にする。その原因には、もちろん維持費などもあるが "どの車が良いのか分からない" ということもあるだろう。筆者(20代前半、女性)の周りで車に興味があるという人は実際に少ない。しかし、「買いたいとは思っているんだけど、どれがいいのかもわからなくて」という声も多い。こうして車に関する話を聞いてみるとおもしろいことがひとつある。「シトロエン気になるんだよね。見た目が好き」という意見が多いのだ。「車のことよく知らないけれど、見た目は大事だから」という。今回、シトロエン C3 エアクロス SUVを私が実際に初めて走らせてみて素直に感じたことをレポートするが、特に若者、小さな子供がいる女性にすすめたくなる一台であると強く感じた。

まず、このC3 エアクロス SUVはハッチバックのシトロエンC3をベースにしたBセグメントのコンパクトSUVである。グレードは、大きく分けて"FEEL"と"SHINE"が用意されている。SHINEはFEELのベース仕様にバイトーンルーフ(これが結構ポイント!)、運転席センターアームレスト、スマートフォンワイヤレスチャージャー(置くだけでスマートフォンを充電できるもの。頻繁に携帯を充電する人にとっては嬉しい)、16インチアロイホイールといった仕様が加えられている。いずれもエンジンは1.2リッター PureTechガソリンターボである。

さらに、"SHINE パッケージオプション"ではパノラミックサンルーフ(電動メッシュサンシェード付)、グリップコントロール(ヒルディセントコントロール付)、17インチアロイホイールといったオプションが装備されており、今回はこのSHINE パッケージ仕様の一台を試乗した。



見た目のファーストインプレッションはといえば、"コンパクトでカラーもかわいい"。ルーフがツートンになっていたり、所々にオレンジが散りばめられていてとってもポップ。試乗した車のボディカラーはサーブルで、カラーパッケージ仕様でヘッドライトユニットベゼル、ドアミラー、ルーフレール、リアクォーターパネルステッカーにオレンジが使われていた。サーブルはフランス特有の色で、表現するのが難しいのだが"ライトグレーにすこ~しだけブラウンを入れた"といったところだろうか。オレンジというのもまた、最近のフランスの配色ではよく見られアートの世界でもトレンドなカラーで、大きなアクセントになっている。



車にオレンジというとやや強すぎるイメージを持つかもしれないが、グレーが光輝色を調和させる役割を果たして見事に落ち着いた雰囲気の一台になっているのだ。なお、カラーについては6色(ナチュラル ホワイト、ノアールペルラネラ、グリ プラチナム、サーブル、ブリージング ブルー、スパイシー オレンジ)のボディカラー、2色(ナチュラルホワイト、ノアール ペルラネラ)のルーフカラー、3色のカラーパッケージから選択できる。




フロントマスクは好みはあるかもしれないが、見れば見るほど愛着が湧いてくる「にんまりフェイス」。憂鬱な雨の日だってこの表情で迎えてくれたら、思わず遠回りドライブに連れ出したくなるのではないだろうか。また、エクステリアで他にもポイントになっているのが、17インチのアロイホイールだ。SHINEパッケージ仕様のみに適用されるものだが、「おしゃれは足元から」というように独特の存在感を放っている。このような見た目とカラーチョイスは、個性派を求める若い世代におすすめしたい。そういえば、実際に街を走っていたら、歩いていた人が立ち止まって車をまじまじと見てきたことが数回あった。

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