デロリアンをEV化してドリフトテスト!│何のためのテストだった?

Stanford and Jon Goh

スタンフォード大学のエンジニアたちが、見事にドリフトすることができる、エレクトリックデロリアンを造り上げた。

マーティーと名付けられた1981年 デロリアンは、搭載していた2.85リッター V6エンジンが外され、2基の電気モーターが取り付けられた。それに合わせてサスペンションやロールケージの追加もされた。北アメリカのサンダーヒル レースウェイにてドリフトテストが行われ、完璧な走りを見せたのだ。

このプロジェクトは、ジョン・ゴウとクリス・ゲルデスによって計画されたもので、自動運転などのソフトウェア開発のための調査であるそうだ。デロリアンでドリフト走行、とだけ聞くとやんちゃなイメージを持つが、れっきとした重要な開発調査のひとつである。



このマーティーにはセンサーやGPS、計測器など様々な装備がされているが、それらも調査のためである。歴史の中でアイコニックな車を現代の技術に合わせて開発したらどうなるのであろうか、ということもテーマの軸としてとして調査を行っている。

今回のテストでは一度もコーンに接触することなく、大成功に終わったそう。次回はどのような計画がされているのかは分からないが、今回のテストで90%の確立で運転手がいないドライブを実現できると確信したとゲルデスはコメントした。

オクタン日本版編集部

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