世界最上級のキャビン│ベントレーが作り上げる世界で1台のインテリア

Bentley motors


 
コンチネンタルGT V8を例に挙げれば、レザーのカラーはメインハイドとセカンダリーハイドを別々に指定可能。それもメインハイドで14種類、セカンダリーで11種類のカラーが用意されている。しかも、メインハイドとセカンダリーハイドの色をどこでどう切り返すかのパターンも5種類から選べる。つまり、あなたと同じメインとセカンダリーを選んだオーナーが仮にいたとしても、切り返しのパターンが5種類あるのだから完全に一致する可能性は1/5。別の言い方をすれば、レザーのカラーの選び方だけで実に770通りが用意されているのである。
 


さらにステッチのスタイリング(縫い方)で4種類、ヘッドレストに刺繍されたベントレーロゴのパターンもあるなしを含めれば3種類から選択可能。カーペットの縁取りでさえも2種類が用意されているのだから、まさに組み合わせは無限大といえる。
 


ベニヤと呼ばれるウッドも幅広い選択肢からチョイスできる。コンチネンタルGTは2種類のウッドを上下で組み合わせた“デュアル・フィニッシュ”を標準で用意しているが、ここで選べるのが7パターン。さらに上下を同じウッドとしたシングルベニヤにも9種類が設定されている。
 
つまり、あなたとまったく同じインテリアのコンチネンタルGTと路上で出会う可能性は限りなくゼロに近いのである。
 
しかも、これらはすべて標準仕様として用意されたもの。たとえば、ベントレーのコーチビルディング部門であるマリナーのプログラムを用いれば、さらに幅広いカラーや素材が選択可能になるほか、究極的にはどんな仕様でもオーダーできるらしい。まさに、世界でたった1台のコンチネンタルGTを作り上げることができるのだ。


 
私はこれまでに様々な仕様のコンチネンタルGTに試乗してきたが、いつも感心させられるのは、どれほど贅を尽くし、手間ひま掛けて仕上げられたインテリアであっても、ドライバーズシートに腰掛けるともう何十年も住み続けてきた我が家のように心が安らぎ、ゆったりとした気分を味わえる点にある。その落ち着いた雰囲気は、まるでロンドンの老舗5つ星ホテルのよう。これこそ、ホンモノだけが作り出すことのできる深い味わいというものだろう。


文:大谷達也


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ベントレー コンチネンタルGT V8(※本国発表値)
ボディサイズ:4850mm×2187mm×1405mm
ホイールベース:2851mm
車両重量:2725kg
エンジン形式:4.0リッター V8 ツインターボチャージド
排気量:3996cc
駆動方式:アクティブオールホイールドライブ
変速機:8段DCT
最高出力:550ps/6000rpm
最大トルク:770Nm/2000-4000rpm
最高速度:318km/h
2498万1000円


ベントレー コンチネンタルGT V8コンバーチブル(※本国発表値)
ボディサイズ:4850mm×2187mm×1399mm
ホイールベース:2849mm
車両重量:2800kg
エンジン形式:4.0リッター V8 ツインターボチャージド
排気量:3996cc
駆動方式:アクティブオールホイールドライブ
変速機:8段DCT
最高出力:550ps/6000rpm
最大トルク:770Nm/2000-4000rpm
最高速度:318km/h
本体価格:2736万8000円


ベントレーコンチネンタルGT V8


文:大谷達也 Words: Tatsuya OTANI

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