これが歴史の中で重要な一台?窓もインテリアもないデ・トマゾ パンテーラ2000とは

RM Sotheby's

1999年9月5日、デ・トマゾの40周年記念式典で、500人を前にしてモックアップとして発表されたパンテーラ2000は、アレハンドロ・デトマゾが発表した最後の車だった。マルチェロ・ガンディーニによって設計されたこの未来的なコンセプトは、デ・トマゾを新しい時代へと導く豪華なスーパーカーであると信じられていた。

パンテーラ2000は、デ・トマゾの中でも最も象徴的で伝説的なモデルであるパンテーラを再解釈したもので、このモデルはデ・トマゾの40周年を記念して製作された。ただし、このコンセプトはそれ以上の発展は見られず、単なるモデルとして残っている。当時、このコンセプトはあまり広く報道されず、伝説的なブガッティ・ヴェイロンのデザインインスピレーションを与えたといわれているが、40周年の祝い以外に姿を現すことはなかった。



しかし、1999年に同社が生み出した最後のコンセプトとして、イタリアの自動車ヒストリーにおいて重要な一台とされている。2004年にデ・トマゾが閉鎖された後、この車はモデナの有名なパニーニ・コレクションによって購入され、その後さらに異なるオーナーのもとへわたった。その後、車のユニークさを維持するため、レストアがおこなわれた。

折りたたみ式のサイドミラーとフロントライトはなくなっており、インテリアや窓、機械類はもともと備わっていない。車にはデ・トマゾからのオリジナルドキュメントがいくつか付いている。



パンテーラ2000は、発表された最後のデ・トマゾとして注目に値するステータスとオリジナルのガンディーニスタイルと見事な未来的なルックスから、世界中のデ・トマゾコレクターやエンスージアストにとっては望ましいモデルであろう。実動不可能な展示物に過ぎないが、2017年に開催されたオークションで約200万円で落札されている。

オクタン編集部

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