2021.07.02
冷戦下の英雄!?政治家たちを運び、耐久ラリーにも出場した「タトラ」という車
タトラ603は冷戦時代を思い起こさせる存在でもある。戦前には、ハンス・レドヴィンカの設計による極めて進歩的なトラックと乗用車を生産していたタトラだが、第二次大戦で翻弄され、戦後に社会主義体制となったチ ...
2021.07.01
XKSSでLAをクルーズすれば、気分はスティーヴ・マックイーン
マックイーンは、ニコルズ・キャニオン・ロードの頂上にある、ソーラー・ドライブという通りに住んでいた。彼のプロダクションの名前にもなっている「ソーラー」だ。そこには、街全体を見渡す絶景が広がっている。日 ...
2021.06.28
レース界のスター、リスター・コスティンの「最後の1台」が販売中!
ベルスポーツ&クラシックが、リスター・コスティンのシャシーナンバーBHL135を販売すると発表した。歴史に残るレーシングカーを手に入れるまたとない機会だ。1959年にリスター・ファクトリーで製造された ...
2021.06.28
美しきスーパースポーツカー、ジャガーXJ220が30年の眠りから目を覚ます
約30年間、眠り続けていたジャガーXJ220がかつての美しさを取り戻した。陽の光を浴びてこなかった一台が千葉ガレージによって丹念に仕上げられ、今はまばゆいほどの輝きを放っている。これまでに、数えきれな ...
2021.06.26
こんな機会はめったにない!1960年代のアストンマーティンDBを乗り比べてみた
1960年代のアストンマーティンと聞けば、「ステータス」や「パワー」、「ラグジュアリー」などを象徴する存在だ。だが、DB4、5、6を所有したことのある人にとっては、「扱いづらいハンドブレーキ」を備えて ...
2021.06.25
現存最古のアストンマーティンへのトリビュート|特別なヴァンテージの限定生産台数は?
アストンマーティンの現存する最古のモデル「A3」誕生100周年を記念し、ヴァンテージ ロードスターをベースにしたトリビュート・モデルが製作された。「A3」の名称で知られるアストンマーティンのシャシーN ...
2021.06.22
グッドウッド FoSは予定通りの日程で開催|英政府の試験的調査プログラムとして
2021年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、イギリス政府による調査(Events Research Program。以下ERP)の一環で、試験的なイベントとして開催されることが発表され ...
2021.06.18
元オーナーの息子が語る、当時の逸話|フェラーリ250GT SWBの物語【後編】
この記事は「数あるフェラーリの中でも特に羨望の的|250GT SWBの物語【前編】」の続きです。ベルリネッタのその後ジーベンマンJr.は当時をこう振り返る。「父はジョー・シフェールの友人で、2人は公道 ...
2021.06.18
数あるフェラーリの中でも特に羨望の的|250GT SWBの物語【前編】
ゴードン・マーレーは、1995年のル・マン24時間レースでマクラーレンF1 GTRが優勝したとき、そのマシンを運転して帰国しなかったことへの後悔を口にしている。ロードカーとして設計したF1をレーシング ...
2021.06.16
“車をとっかえひっかえ” していた天才コメディアンが愛した車とは?
ずっと忘れられることもなさそうだが、ピーター・セラーズが演じたコメディのキャラクターたちは、イギリス国民の精神に深く根付いていた。TVが出現する前の時代、彼の作品『ザ・グーン・ショー』に登場する風変わ ...
2021.06.15
イギリスで愛情を注がれる「Japanese Kei-car」|ホンダZ600のメンテナンス事情
2020年、私は、友人であり共同オーナーでもあるクリス・リースと、ホンダZ600で旅することを心待ちにしていた。オランダで開催されるイベントに参加し、このオレンジ色の“Kei-car&rd ...
2021.06.13
時速40kmでもスリル満点!? 誰もが笑顔になる車、フィアット500
Octane UKスタッフが愛車との日常をレポートする『Octane Cars』。今回はフィアット500に関する話題だ。私のフィアット500Lの左ウィンカーが点灯しなくなってしまった。ざっと見たところ ...
2021.06.03
「働くクルマ」はいつの時代も世界中の人気者|希少でユニークなシーンを集めた写真集
書籍『JCB SCRAPBOOK』は、英国発の建設機械や農業機械を世界展開するJCB(JCバンフォード・エクスカベターズ)社の独自アーカイブより、400枚以上もの写真が収録された貴重な写真集だ。希少な ...
2021.06.02
あなたはフォード派?それともルノー派?|80年代にココロときめいたホットハッチの名車選
1980年代、多くの自動車メーカーが世界一のホットハッチを世に送り出そうと奮闘していた。フォードも力を入れていたが、VWとプジョーにとっての最大のライバルは間違いなくルノーであった…。 ...
2021.05.31
愛称は「鳥かご」|60年前の究極のレーシングカー、マセラティ ティーポ61
5月28日はマセラティにとって重要な記念日だ。60年前、ティーポ61が、ドイツ ニュルブルクリンク ノルドシュライフェで開催された偉大なる耐久レース ニュルブルクリンク1000kmレースの第7回大会で ...
2021.05.26
LA在住フォトグラファーの愛車、20歳のアウディTT。その信頼性は?
Octane UK版のスタッフが愛車との日々を綴る連載「Octane Cars」、今回紹介するのはLAを拠点とするフォトグラファー、エヴァン・クラインの愛車である2001年アウディTT。今年で20歳の ...
2021.05.24
悲劇を乗り越えた最愛のカウンタック。9万4000キロを共に走り続ける「宝物」
この記事は『レストア途中のカウンタックとの運命的な出逢い!30代で手にしたLP400S』の続きです。2012年11月11日の朝。ツーリングに向けて家を出た数分後に、なんと居眠り運転の対向車が車線をまた ...
2021.05.24
レストア途中のカウンタックとの運命的な出逢い!30代で遂に手にしたLP400S
少年期に憧れたスーパーカーを、実際に自分の手に入れる。まさしく男のロマンだ。サラリーマンだからって、あきらめることはない。これはその夢を叶えたひとりの「普通のサラリーマン」である辻井さんとカウンタック ...
2021.05.23
酷使された挙げ句、廃車置き場に何十年も放置されていた「バガボンド」
フランス北部の廃車置き場に放置されていた1945年製ルノーAHS3は、修復する価値がある、たいせつな歴史の証人だった。軍隊で使われていたというこのルノー製トラックは、軍務を離れると、モチュール社のオイ ...
2021.05.20
ブルーノ・サビーが語る、激しく強く、儚く切ないグループBの物語
グループBカーの一群の中に立ち、その秘密と逸話を語ってくれるのはブルーノ・サビー。かつてのフランス・ラリー&ラリークロス・チャンピオンにして、パリ・ダカール優勝者、さらにランチア、プジョーそし ...