2021.02.11
セレブの休日には欠かせない !? ビーチカー「ジョリー」が誕生するまで
「準備はいいかい」小さなフィアットが丘を登りきり、くだりにさしかかる頃、エマニュエルはこう声をかけた。「さて、スピードテストをしようか」その一言で私の顔つきはプロのジャーナリストのものとなり、ドア代わ ...
2021.02.10
インテリアとの組み合わせが美しい!独特な顔のクラシック・フィアット
この1953年製フィアット1100カブリオレは、トリノのカロッツェリア・アレマノによるボディワークで、デザインはジョヴァンニ・ミケロッティが手がけたものだ。大胆なグリルのデザインは間違いなく最も目を引 ...
2021.02.10
速すぎておもちゃにはできない !? 子供用のブガッティ・タイプ35に試乗!
ベイビーと呼んでくれて構わないが、小型化されたブガッティ・タイプ35を単なるおもちゃだと責めないで欲しい。裕福な家庭では子供に本物のタイプ35を買い与えるだろうが、小型のEVタイプの最高時速は42マイ ...
2021.02.09
これが歴史の中で重要な一台?窓もインテリアもないデ・トマゾ パンテーラ2000とは
1999年9月5日、デ・トマゾの40周年記念式典で、500人を前にしてモックアップとして発表されたパンテーラ2000は、アレハンドロ・デトマゾが発表した最後の車だった。マルチェロ・ガンディーニによって ...
2021.02.08
22歳の誕生日にプレゼントされたのは世界に一台のマスタングだった !?
この記事は『フォード・マスタングを自分好みに特注!世界に一台の「ザガート・エラボラツィオーネ」』の続きです。丸目のヘッドライトはカレロ製の四角いものに交換され、合わせてフロントエンドは大胆に変わったほ ...
2021.02.08
冒険心が高ぶる!ロサンゼルスの地下に潜む希少なポルシェ
世界最大級の自動車博物館といわれる、ピーターセン自動車博物館の地下には"The Vault"と呼ばれ、コレクションの数々が置かれている貯蔵庫のような空間が存在する。クラシックポルシェ編集部が実際に訪れ ...
2021.02.07
「大きなジャガイモ」?忘れ去られたランボルギーニのコンセプトカー
ランボルギーニがかつて発表した"ポルトフィーノ"は、クライスラーのチーフデザイナーであったケビン・ヴェルドゥインがランボルギーニのために設計し、1987年のフランクフルト・モーターショーでお披露目され ...
2021.02.07
フォード・マスタングを自分好みに特注!世界に一台の「ザガート・エラボラツィオーネ」
フォード・マスタングはアメリカでは空前の大ヒットだったが、北米以外での反応は芳しくなかった。あるイタリア人はマスタングを自分のテイストに合うよう、ザガートに特注した。フォード・マスタングがデビューした ...
2021.02.05
真っピンクのレーシングマシン!「THINK PINK」の意味とは
1960年代初頭、アメリカのSCCAサーキットでは、ドナ・メイ・ミムスほど記憶に残る存在はいなかった。"ピンクレディ"と呼ばれていた彼女は女性レーシングドライバーであり、ヘルメットから靴まで全身をピン ...
2021.02.04
アルファロメオに「どっぷり」イタリアンクラシックが並ぶフランスのガレージを訪ねる
パリから南へ。オルリー空港に近いヴィスーという街には工業地帯がある。工業地帯といっても、工場というよりは倉庫街に近い。ここをよく通るのだが、そこにはちょっと古めのアルファが敷地に置ききれずに路上にもあ ...
2021.02.03
日本にもあった!圧倒的な存在感を放つ超希少なジャガーEタイプ
スポーツカースタイルの定番スタイルといえば、ロングノーズ&ショートデッキ。ジャガーEタイプはそのイメージを造りあげた最大の功労者であろう。デビュー時にはかのエンツォ・フェラーリもそのかたちを見て称賛し ...
2021.02.02
この車がエンツォになっていたかも!? フィオラヴァンティフェラーリF100/F100r
フェラーリF40がフェラーリの創業40周年を記念して制作されたというのは有名な話だ。F40以後も節目の年になるとスペチアーレと呼ばれる特別なモデルが発表されるようになった。しかしフェラーリの創業者、エ ...
2021.02.02
ため息が止まらない美しさ│シンガー・ポルシェは 日本に上陸していた!
ポルシェファンならば「シンガー」というブランド名を耳にしたことがあるだろう。ポルシェ964をベースにしながら独創的なデザインで世界中のセレブを魅了した車である。完全なるオーダーメイドであり、製造台数は ...
2021.02.02
カスタムの多様性を具現化した「世界に一台のスピードバックGT」
デイヴィッド・ブラウンオートモーティブは、特注の鮮やかな「ブルームーン」で仕上げたスピードバックGTの最新モデルを公開した。これはドイツの顧客から特注されたもので、様々な特別なアクセサリー、特注オプシ ...
2021.02.01
16の世界記録を樹立!平均速度156mphで60時間を走破したメルセデス・ベンツ
この記事は『「今も忘れられない」コンピューター上で設計された世界初の自動車』の続きです。1970年4月、ポール・フレールは『モーター誌』の記事にこう書いている。「C111は快適性とハンドリングの卓抜し ...
2021.01.31
「今も忘れられない」コンピューター上で設計された世界初の自動車
メルセデス・ベンツがヴァンケル・ロータリーエンジンを搭載したスーパーカーを発表してから2020年でちょうど50周年である。無数の速度記録を樹立したそのC111-Ⅱを私たちが今も忘れられないのはなぜだろ ...
2021.01.31
MGBの誕生に大きく貢献したエンジニア ドナルド・ヘイターの生涯
ドナルド・ヘイターは1926年に、イングランド南東部バークシャー州メイデンヘッドで生まれた。父 エドガーは警察官として警部補を務め、母のエイミーは軍需工場で働く女工であった。ドナルド(以下「ドン」)は ...
2021.01.30
エンジンが掛かった!兵庫で眠っていたアストンマーティン V8
前回のレポートからだいぶ時間が空いてしまった。兵庫県明石市で27年間ものあいだガレージで静かに眠っていたアストンマーティン V8が持ち込まれたのは横浜ベイサイドマリーナのそばに新設されたアストンマーテ ...
2021.01.30
現実を超えた先にある体験価値とは│『グランツーリスモ』考案者に聞くデジタル世界の可能性
すでに3年ほど前のことになるが、インターネットで漫然と自動車写真を検索していて、ある写真に出くわした。それはアメリカのアリゾナ州にあるザ・ウェーブと呼ばれる独特の地形をもつ秘境に、WECを走るマシンが ...
2021.01.29
「輸送の未来は1人乗りの車にある」ひとりの男の信念を具現化した車
この珍しい車は、"輸送の未来は1人乗りの車にある"という一人の男の信念が具現化したものだった。カール・ジュリッシュは才能のあるエンジニアで有名なオートバイレーサーだったが、何よりも情熱的な理想主義者で ...