2019.07.01
伝統を受け継いだフラッグシップモデルとは?
XMはCXの後継車として開発され、1980年代の終わりに世に出た。PSAとなって初めてのシトロエン・フラッグシップとなるモデルであり、AXのときと同様、大役を負っているといえた。XMという車名からも想 ...
2019.06.30
新技術をいちはやく投入した合理的な新時代のコンパクトカー
偉大な2CVの後を継ぐのは、容易なことではない。かつてディアーヌはそれを果たせず、LNははなからそのつもりがなかった。1986年に世に出されたAXも、当初は生産終了が近い2CVの役を継ぐことが意識され ...
2019.06.29
独自のスタイルと足回りを追求したエキゾチックなヒット作
PSA傘下に入ってから、ヴィザ以上にシトロエンらしさを追求したのがBXだった。一般に、コストダウンの要求が厳しい小型車ほど部品の共用化が多くなり、上級モデルほどブランドの看板を背負うのでオリジナリティ ...
2019.06.28
ある時代を彩った、どこか個性的なコンパクトハッチ
1974年、ミシュランが保有していたシトロエンの株式がプジョーに売却された。ミシュラン時代の約40年間に、すばらしい革新的なモデル群が世に出て、それらは今日のシトロエン・ブランドにとって重要なヘリテー ...
2019.06.27
ブランドの伝統的世界観を現代に。「シトロエンここにあり!」
DS3が誕生して新しく「DS」が始動してから、そちらは華々しく新型車が出てくるものの、「C」のシトロエンのほうは一時期やや地味な存在になりかけていた。それを破って「シトロエンここにあり! 」と思わせた ...
2019.06.27
空力を極めたドーム型ファストバックスタイルとは?
アミを投入してからもなお、「中間車種」がシトロエンには必要だった。それはつまり2CVとDSとの間の開きがあまりに大きいからだった。そのためアミに続いて、C60というDSの弟分のようなモデルが開発された ...
2019.06.26
復活した空飛ぶ魔法の絨毯の如き乗り心地
空飛ぶ魔法の絨毯の如き乗り心地を"復活"させるべく、新時代の“ハイドロ”となる可変ダンパーを装着したC5 エアクロス。その走りを2人のモータージャーナリストが、本国フランスで試 ...
2019.06.25
革新という伝統のために発明されたエンジンとは?
1960年代半ばから70年代にかけて、シトロエンはロータリーエンジンにのめりこんだ。ロータリーを市販化したのはNSUとマツダだけではなかったのだ。当時は夢のある新技術として、GM、トヨタ、日産、メルセ ...
2019.06.25
存在感抜群のオフロードも走れるレジャービークル
メアリは、2CVの派生車種としては、ディアーヌ以上の存在感がある。シトロエンブランドのヘリテージとして今もその価値が認められており、現在そのコンセプトをEVで復活させたE-メアリが作られている。 メア ...
2019.06.24
Be Different, Feel Goodがコンセプトのディーラーを訪ねる
"Be Different, Feel Good "をコンセプトとした新しいCI『ラ・メゾン・シトロエン』が取り入れられたシトロエンディーラー。メゾン(家)の名称通り、まるで親しい知人の自宅に招待され ...
2019.06.24
「短命の失敗作」と思われた古風な1台とは?
大成功して生産期間が長くなったモデルは、モデルチェンジがすんなりいかないことがしばしばある。2CVの場合もそうであった。2CVの発表から20年近くたった1967年に世に現れたディアーヌは、2CVのリニ ...
2019.06.23
奇抜なデザインをもつ、中間車種になるべく生まれた1台
アミのつづりはAMIで、これはフランス語で「友だち」を意味する。「神」になぞらえたDSに続いて、ウィットのあるネーミングが、シトロエンらしい。ただAMIもDSと同じように、もともとはコードネームに由来 ...
2019.06.22
次世代に引き継ぐべきグッズたち ファッションマイスターは「有名グッズコレクター」
ロサンゼルスを拠点に1970年代からファッションビジネスに携わってきた大坪さん。現地でも有名なDSコレクターだった彼のグッズコレクションが大放出された。「次世代に引き継いで貰いたい」という思いと共に、 ...
2019.06.22
世界各地の個性派シトロエン│日本では見れないモデルたち
シトロエンは近年、モータースポーツの分野で世界戦を戦い続けている。ラリーのWRCでの活躍がいちばん目立ち、2002年以来、フルワークス体制でない年もなくはなかったが、現在まで参戦を継続してきている。2 ...
2019.06.21
世界が絶賛した、美しくも独創的な20世紀の名車
1955年に誕生したDSは、今ではDSブランドの精神的支柱という存在になっているが、もちろんのことながらシトロエンが生んだ一モデルだ。シトロエンを代表する車はなにかと聞いたら、多くの人が2CVとともに ...
2019.06.21
セントジェームス 伝統のストライプを着ること
1889年より続く伝統的なフランスブランド、セントジェームス。定番デイリーウェアの"ボーダーシャツ"は、潮風当たる海の暮らしから発想を得た実用性あるものだった。フランスでもフランスっぽさ、つまり「フレ ...
2019.06.20
ひと巡りして再びやってきたアナログなくつろぎ感
工事だらけのパリ市内を頼もしく走る、“らしい”乗り心地。欧州仕様ではADAS関係を装備しない潔さ。使い勝手のよい心地いいインテリア。そんな"シティコミューター的ハッチバックの背 ...
2019.06.20
30年以上生産されたベストセラー商用車?
終戦後いち早く発表されたシトロエン新型車は、実は2CVではなく商用車のタイプHで、1947年のパリサロンで発表された。タイプHは、トラクシオンアヴァンのパワートレーンを流用した前輪駆動の商用車である。 ...
2019.06.19
本国オーナーに聞いた、愛車との日常│45年前の車を普段の足に
単なる移動手段から父から受け継いだというコレクションまで、現地でオーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。CITROËN 2CV4 Château de Champs-sur ...
2019.06.19
10年以上かけて熟成されたスーパーストイックな大衆車
2CVは、DSとともに歴代シトロエンのなかで、2大スターといってもよい存在で、ブランドの重要なヘリテージとなっている。ところがDSブランドが新たに立ち上がったこともあって、今では2CVこそがシトロエン ...